お洒落な人生を送りたい人にオススメ 名著『迷ったら、二つとも買え! 』
伊勢丹メンズ館8階に週末だけオープンする大人のサロン「サロンドシマジ」
『迷ったら、二つとも買え! 』はそこのオーナーでもある島地勝彦氏の魅力的な大人になるための生き方が纏められています。カッコいい大人の男性になるための魅力が詰まった名著を紹介します。
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著者 島地勝彦
著者の島地勝彦氏は編集者に勤務した後に作家になり、現在はサロンドシマジのバーテンもやられているとても変わった経歴の持ち主です。本のタイトルにもあるように無駄遣いのススメを一冊を通して享受してくれます。
本書では人生の深みや人との縁、運命の掴み方など様々な要素を無駄遣いというフィルターで見ることができます。人生という成分を調べたときに島地氏ほど芳醇で深みのある成分をお持ちの方はいないのではと感じさせてくれる魅力的な著者です。本書を読み進めることで色気のある大人の男性になるためのヒントを得ることができます。
目利きになるための無駄遣い
出典:www.wix.com
本書では、ただ単純に無駄遣いを推奨するわけではありません。無駄遣いを通して人間的に成長しなければそれは本当の無駄遣いになってしまいます。
お洒落で魅力的な男性になるために、また中身ある大人な男性になるために近道はありません。無駄遣いをして様々なものを吸収してこその人間の深みであると本書では説いてます。
そして目利きになったときに初めてタイトルの「悩んだたら2つ買え」ということが大切になります。意味のある無駄遣いをすることで、本当に悩む買い物のときには本当に素敵なものを見分ける目を持てているのだから、そういうときにはケチケチせずに両方とも買うことが魅力的ある男性になるためには必要なのです。
人との縁を掴むための無駄遣い
本書で無駄遣いをする意味として大事に書かれているのは、無駄遣いが繋ぐ人との縁です。自分の尊敬する人に近づきたいとき、自分の部下を引き連れて飲みに行くとき、そんなときにケチるのではなく、無駄遣いするようにお金を使うことで、その後の人間関係に関わると書かれています。
仕事で出世し部下ができた場合や、尊敬できる人と近づきたいとき、仕事仲間として認められたいときなどそれぞれ出すお金の種類は違いますが、気持ちの良いお金の使い方とそう使う考え方が書かれているので、人間関係構築にも大変参考になります。
無駄遣い推奨ではなく、深みのある人生を送るヒントが詰まった本
タイトルから推察すると本書はただの無駄遣い推奨バイブルのようですが、実際には無駄遣いすることによって得られる経験がその後の人生を豊かにするということが書かれています。
豪快な生き方は憧れでもあり、真似したいところではありますが、自分の個性を出すためにもただ参考にするだけではなく、自分に合った無駄遣い、人生経験を意識してお洒落な男性になりたいですね。
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この記事のライター
大学院在学中にITベンチャーを起業。アラサーを迎え身体のケアや筋トレに目覚める。些細なことにもこだわりがありすぎて妥協できない性格。