バリ島でおすすめのお土産15選
インドネシア共和国に属するバリ島は、ビーチリゾートとして日本でも人気が高い所です。ビーチリゾートだけでなく、寺院や美術館など多様な観光スポットがあるのもバリの魅力です。ただ、お土産に関してはエスニックなアクセサリーや服ぐらいしか思いつかないのではないでしょうか。今回は、バリ島でおすすめのお土産を15選ご紹介します。
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アイキャッチ画像出典:www.flickr.com
人気のビーチリゾート・バリ島ってどんなところ?
熱帯モンスーン気候に属するインドネシアのバリ島は、年間を通して平均気温約28度と暑い気候です。4月〜10月の乾季は雨の日が少ないのでおすすめです。一方で、11〜3月の雨季は短時間ですがスコールのような大雨が降ることが多いので避けた方が無難です。
バリ島の公用語はインドネシア語であり、公共の場ではインドネシア語が使用されていますが、住民同士はバリ語で会話しています。ただし、世界有数の観光地なのでローカルな場所に行かなければ、英語が通じることが多いです。また、日本人に人気のスポットでは日本語が通じる場合も多いです。
バリ島までは、成田空港か関西国際空港から直行便で約7時間程度かかります。
【1】アタ雑貨
アタとはインドネシアに生息する植物で、アタのツルを手編みして作った雑貨は長い間バリ島定番のお土産として親しまれてきました。
日本でも百貨店などで展覧会が行われていますが、バリ島では高品質のものを格安で購入することができます。独特の香りが虫を寄せ付けず、丈夫で長持ちするのが魅力です。クタ、スミニャック、ウブドなどに店を構える「ASHITABA」というお店は種類豊富でおすすめです。
【2】ガムランボール
ガムランボールはバリ島の伝統的な青銅製の楽器で、バリ・ヒンドゥー教の宗教儀式の際に身に付けるものです。丸い形の鈴に、星や花などのモチーフがデザインされています。
身につけていると願いが叶うという言い伝えがあり、「ボラ・ミンピ(願い玉)」とも呼ばれています。サイズも値段も様々ですが、2,000円〜3,000円が相場です。最近では、ブレスレットのものが人気です。ウブドではあちらこちらで売られています。
【3】シルバーアクセサリー
バリ島ではシルバー細工が有名です。細々としたパーツが溶接されて作られる繊細な模様が特徴で、日本では珍しいデザインが多いですよ。
シルバー細工のアクセサリーは各所で手に入りますが、特にチュルク村がおすすめです。ウブド近郊のギアニャールエリアに位置するチュルク村には、シルバー細工の工房やお店がたくさんあります。
【4】バティック
インドネシアの伝統工芸・バティックは、ろうけつ染めのことです。ろうけつ染めとは、布地にロウで模様を描いてから染めることで、ロウが載っていた部分を染め残して模様を描いていく工法です。ロウで模様を描く際は、手書きか機械、もしくはハンコのような型を使用する「チャップ」という方法が使われます。
バティック柄の小物やシャツ、ワンピースなどがあります。また、サルンと呼ばれるバティック柄の腰に巻く布はバリの伝統的な民族衣装です。
【5】イカット
イカットとは、絣織物のことです。絣(かすり)とは、あらかじめ染め分けた糸を縦糸か横糸に使用して織り、糸の染分けによって模様を生み出す工法です。イカットには、染め分けた糸を縦糸と横糸の片方に使用するシングルイカットと両方に使用するダブルイカットがあります。
ダブルイカットはバリ島、インド、日本でしか作られていないと言われていて、特にバリ島のトゥガナン村で作られているダブルイカットの布はグリンシンと呼ばれています。無病息災や魔よけの布として昔から儀式などに使われてきたそうです。
【6】「JENGGALA」のテーブルウエア
出典:jenggala.com
バリで伝統的に作られてきた陶器はないのですが、オーストラリア人がオーナーの「JENGGALA」というブランドが人気です。有名ホテルなどでも使用されているそうですよ。
バナナリーフやフランジパニの花柄などをモチーフにしたバリ島らしいデザインで人気です。人気ブランドでありながら、小皿で600円程度とリーズナブルに手に入るのも魅力の一つです。
【詳細情報】
Jenggala Keramik Bali
住所:P.O. Box 3526 Denpasar Jl. Uluwatu II – Jimbaran Bali – Indonesia
TEL: +62 361 703311
アクセス:デンパサール国際空港から車で約20分
Home | Jenggala.com : Online Shopping for homeware, Tableware and Gift Items
【7】「Ellips」のヘアトリートメント
「Ellips」はインドネシアだけでなく日本や中国などでも人気の高い洗い流さないヘアトリートメントです。カプセル状になっているのが特徴で、使いやすいのが魅力的です。
写真のものはビンにたくさん入っているタイプですが、1粒づつ分けてシートに合計6つ入っているタイプのものが便利です。雑貨屋さんやコスメショップではどこでも販売されているのですぐに見つかります。種類もいくつかあるので好みのものを選んでくださいね。
【8】「Bali Soap」の石鹸
「Bali Soap」は、お肌にも環境にも優しいナチュラルソープです。固形石鹸には、様々なエッセンシャルオイルやフレグランスオイルを使用したものがあり、形も円形と長方形のものがあります。また、大きさも数種類から選べます。
ココナッツやラベンダーなどの定番から、チュンパカやフランジパニなどのバリ島らしいものまでたくさんの種類がありますよ。定番のお土産なので、雑貨屋さんやコスメショップなど比較的どこにでも売っています。
PT Bali Soap is the largest manufacturer of natural soap in Bali. We specialize in making natural soap using the cold process method which leaves a high glycerin content resulting in a naturally moisturizing soap.
【9】「Citra 」のボディクリーム
「Citra」のボディークリームは、軽いつけ心地で肌にしっとりとした潤いを与えてくれる優れものです。日本の雑貨屋さんにも置いてあることがありますが、バリ島の方がシリーズが豊富です。
また、日本では400円程度と少々リッチなボディクリームですが、バリ島では150円程度で販売されています。ココナッツやマンゴーなど南国らしい香りで提供されています。つけ心地の軽さから、春〜秋に使うのがおすすめだそうです。
【10】「Molto」の柔軟剤
「Molto」の柔軟剤は、バリ島のリゾートホテルの大半で使用されているインドネシアではとてもポピュラーな商品です。日本ではまだ出回っていないので、お土産にもぴったりです。
詰め替え用のものは軽くていいですが、中身が破れてしまう危険もあるのでボトル入りを選ぶのが無難です。種類が多く、敏感肌用のものなんかもありますよ。ちなみに、「pewangi」とのみ書かれている場合は香り付けの効果しかないのでご注意ください。
Lindungi pakaian Anda dari bau, jaga warna dan kecerahannya dengan kesegaran yang 100% lebih lama dan kelembutan yang maksimal.
【11】ジャムウ
ジャムウとは、インドネシアの漢方のようなものです。頭痛や肩こり、冷え性などの症状に効くものや男性用の精力剤となるものまで種類は豊富です。
きちんとした漢方でなくても、ジャムウを使用した歯磨き粉や栄養ドリンクなんかもあります。プレゼントにするなら、このような一般的なものが無難かもしれません。
【12】パームシュガー
日本でもヘルシーな高級調味料として人気の高いパームシュガーは、ココナッツから作られた砂糖のことです。高い栄養価のほか、ダイエット効果の高い低GO食品というメリットもあります。日本での購入価格より、半分以下の値段で手に入るので健康志向の女性に喜ばれるお土産です。
【13】オートミールのクッキー
ザクザクとしたオートミールクッキーは、バリ島で人気の高いお菓子です。豊かな風味と優しい甘みで大人から子供まで幅広い年代に好まれています。
チョコレートやナッツが入っているため、食べ応えがあり小腹が空いた時のスナックにもぴったりです。値段も安く、1枚ずつ個別包装してあるのでばらまき用のお土産にぴったりです。
【14】「MONGGO」のチョコレート
「MONGGO」のチョコレートはインドネシアで高い人気を誇る高級ショコレートです。定番のミルクチョコレートやダークチョコレートに加え、ドリアンやナツメグなど珍しい味もあります。
板チョコだと1枚400円程度と、他と比べるとお高めではありますが、トライする価値は十分です。デパートや雑貨屋さんなどで販売されています。
【15】「Kopi Luwak」のコーヒー
コピ・ルアックとは、コーヒーの実を食べるジャコウネコの糞から未消化のコーヒー豆を見つけ、洗浄・乾燥してから焙煎した世界一希少な高級コーヒーです。糞から見つけたコーヒー豆を使用しているとなると衛生面が気になりますが、100度以上の高温で15分以上焙煎されるので雑菌処理も万全だそうです。
バリ島では、日本よりも断然リーズナブルに購入できるので一度試してみてはいかがでしょうか?また、もう少しお手軽なものが欲しい時は、コピ・バリと呼ばれる粉末に近いコーヒー豆を買ってみてください。コーヒー豆をそのままお湯で溶いた後、コーヒー豆が沈殿してから飲むのがバリ流だそうです。
おわりに
バリ島には上記で紹介した他にも、ドリアンチップスといったユニークなチップスやジンジャーキャンディー、「IndoMie」のインスタントラーメンなどお土産にぴったりの商品がたくさんあります。物価が安いので、スペースと重量が許す限りたくさん買って帰りましょう。ちなみに、大抵のお土産はビンタンスーパーマーケットやデルタデワタ、カルフールなどの大型スーパーで揃いますよ。
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この記事のライター
デンマークのオーフス大学で修士課程に所属しています。旅行が大好きで、卒業後には世界一周をする予定です。旅のテーマは、海・グルメ・文化!今まで訪れた国は、ヨーロッパと、アジアやオセアニアの海が綺麗な国が中心です。世界中の美味しいものを食べつくし、綺麗な海で遊んで、各地の面白い文化に浸る。そんな旅がしたいです。