ネパールでおすすめのお土産15選
発展途上国のネパールは、観光地としてはマイナーな国です。バックパッカーの間で人気はあるものの、旅行先として考えたことがない人も多いのではないでしょうか?しかし、物価の安いネパールでは手軽に購入できるお土産がたくさんあります。今回はネパールでおすすめのお土産を15選ご紹介します。
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アイキャッチ画像出典:www.flickr.com
30以上の民族が共存するネパールってどんなところ?
ネパールでは標高の差が激しいため、場所によって気候が異なります。首都カトマンズは10月~5月までの乾季と6月~9月までの雨季に分かれています。一番気温が低くなるのは1月で、最低気温は5度を下回りあmすが、最高気温は20度近くもあります。一方、夏の時期は最高30度程度まで気温が上昇しますが、湿気が少ないので日本の夏より過ごしやすいでしょう。
公用語はネパール語ですが、それぞれの民族がそれぞれの言語を話します。英語教育に力を入れていることもあり、英語がある程度話せる方も多いです。農村部にいけばまた別ですが、首都カトマンズでは若い方はある程度の英語が話せる方が多いでしょう。
日本からネパールまでは直行便が運行していないため、バンコクや香港などで乗り換える必要があります。乗り換え時間を含めて、飛行時間は15時間半以上かかります。
【1】パシュミナ
パシュミナは、カシミヤ繊維などを織って作ったネパールやインドの伝統的なストールやショール、そしてその素材のことです。パシュミナのショールやストールは女性に人気のお土産で、様々な色やサイズが販売されています。
ただし、100%パシュミナと書かれていてもコットン製の物が並んでいることもしばしばです。購入する場合は注意しましょう。
【2】フェルト製品
フェルト細工は、NGOが世界最貧国の一つであるネパールに職業訓練の一つとして伝授した技術です。カラフルな羊毛フェルトは子供や女性に好まれます。鍋敷きやコースター、ルームシューズなどたくさんのフェルト製品が販売されています。
【3】ミティラーアート
ミティラーアートとは、ネパール東部に位置するジャナクプルの伝統民俗画のことです。もともとは祭礼や結婚の儀式の際に描かれてきた床絵や壁画でした。
それらのアートをモーチーフにした雑貨は、ネパールらしいカラフルでキュートな物です。小物入れや洋服など、お気に入りのデザインを見つけてください。
【4】ダッカ織り製品
ネパールの少数民族に伝わるダッカ織りは、ネパールの織物の中でも最も素晴らしくポピュラーな物です。伝統的には黒、白、赤、オレンジという色が使用され、カラフルな色合いと複雑な模様が特徴です。
ダッカ織りは、男性用のトピというネパール帽子や女性用のスカーフなどに使われます。スカーフは普段使いができるのでおすすめですよ。
【5】刺繍入りTシャツ
エベレストの景色や仏教画など、ネパールらしい絵柄が入ったTシャツはお土産にぴったりです。カラーも絵柄も種類豊富なTシャツには、プリント柄と刺繍入りの2種類があります。
刺繍入りTシャツは、自分の好きな柄をオーダーメイドで刺繍してくれるところもあるんです。職人さんによって仕上がりに差が出るので上手そうな人にお願いしましょう!
【6】ロクタ紙製品
ロクタ紙は、ネパールで古くから聖典などに使用されてきた伝統的な手漉きの紙です。手触りがよいロクタ紙は、ラッピングペーパー、ノートやカレンダーなど様々な雑貨になっています。ノートやメモ帳などの消耗品は使いやすくいくつあってもいいのでお土産にぴったりですよ。
【7】ヤクウール製品
ネパールでは、標高4000m〜6000mという高地に生息する家畜「ヤク」の毛を使用したブランケットやニット帽をよく見かけます。ヤクは牛よりも一回り大きくふわふわの毛をしています。
ヤクの毛を使った帽子やブランケットは種類も豊富で、とても暖かいですよ。日本で買うより断然安く手に入るのでとてもおすすめです。
【8】ヤクミルクの石鹸
ネパールにはナチュラルソープがたくさん販売されていますが、特におすすめはご紹介したヤクのミルクを使った石鹸です。ヤクのミルクは栄養分が豊富で、貴重なタンパク源として重宝されています。
そんな貴重なヤクのミルクを使ってできた石鹸は日本ではまず見かけないのでネパールにきた際はぜひ購入してくださいね。
【9】お香
東南アジアではお香やアロマが盛んですよね。ネパールでもお香を焚く習慣があり、様々な香りのお香が販売されています。ネパールの雰囲気を日本に持ち帰ってはいかがでしょうか?値段も安いのでばらまき用のお土産にぴったりです。
【10】スパイス
ご存知の通り、ネパールの料理にはたくさんのスパイスが使用されています。そのため、スーパーにはカレーに使われるターメリックやチャイに入れるカルダモンなどたくさんのスパイスが販売されています。
日本のスーパーではネパールほどスパイスの種類がなく、ネットで色々揃えようとすると高額になります。スパイスの本場であるネパールで日本では手に入りにくいスパイスをお得に手に入れてください。
【11】インスタントラーメン「チャウチャウ」
チャウチャウは、ネパールでは子供から大人まで幅広い年代に愛されるインスタントラーメンです。スープはスパイスカレー風味で、辛いもの好きのネパール人のためにスープの素の他に粉唐辛子がついてきます。
様々なメーカーのものがありますが、一番ポピュラーなのは「WAI WAI」のものです。定番はチキン味と野菜味ですが、他にもピザ味やバーベキュー味など様々です。ちなみに、ネパールではおやつとして乾麺のままバリバリと食べる人も多いですよ。
【12】ラプシーキャンディー
ラプシーは、ネパール特産の梅のようなフルーツです。ラプシーはネパールでしかとれない実なのでネパールにきた時にはマストのお土産です。
ラプシーはビタミンが豊富で美容にもいいそうですよ。ちなみに、ラプシーをチョコレートに包んだ商品もあり、ラプシーの酸味とチョコレートの甘みがちょうど良く美味しいですよ。
【13】国旗型クッキー
ネパールの国旗の形はご存知でしょうか?実はネパールの国旗は世界で唯一長方形でないという珍しい国旗なのです。
そんな珍しい国旗をモチーフにしたクッキーを、首都カトマンズにあるホテル「ダルバール・カマル・ポカリ」が作りました。可愛くてネパールらしいのでおすすめです。
【14】エベレストビール
エベレストが有名なネパールを代表するビールといえば、やはりマウントエベレスト醸造所で醸造されているエベレストビールです。
国産大麦とヒマラヤからの清流水、厳選されたモルトとアロマホップが原料になっています。瓶で5.5%、缶で4.7%とアルコール度数が強めで苦めの味がするので、お酒好きの男性におすすめです。
【15】紅茶
ネパールのイラム地方では、紅茶の生産が盛んで広大な茶畑で良質な茶葉がたくさん収穫されています。そのため、ネパールではグリーンティーやマサラティー、ネパリーミルクティーなどたくさんの種類の茶葉がリーズナブルに手に入ります。
ちなみに、ネパールでは紅茶のことを「チヤ」と呼びますが、この「チヤ」とは主にミルクティーのことで、ミルクが入っていないものは「カロチヤ」と呼ばれているそうです。
おわりに
ご紹介した雑貨を買う時は、カトマンズ・タメル地区にある「ネパールクマリ」、紅茶やコーヒーは同じくタメル地区にある「ダフェティーショップ」がおすすめです。また、同じくタメル地区にある日本人が経営する「Friendly Export 」もおすすめです。お菓子類はスーパーを覗いてみてくださいね。
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この記事のライター
デンマークのオーフス大学で修士課程に所属しています。旅行が大好きで、卒業後には世界一周をする予定です。旅のテーマは、海・グルメ・文化!今まで訪れた国は、ヨーロッパと、アジアやオセアニアの海が綺麗な国が中心です。世界中の美味しいものを食べつくし、綺麗な海で遊んで、各地の面白い文化に浸る。そんな旅がしたいです。