「ペアルック」とどう違うの?大人カップルが取り入れるべき「リンクコーデ」15選
どことなく子供っぽい印象を与えてしまう「ペアルック」は卒業!大人のカップルが取り入れるべきはズバリ、「リンクコーデ」。
大人のカップルは、カジュアルなデートだけでなくフォーマルな場に出向く機会も増えますよね。
そんな時、「あのカップル、素敵」とまわりに注目されること間違いなしの、コーディネートのコツをご紹介します。
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「ペアルック」って、実際のところどうなの…?
せっかくのお出かけデートは、おたがいにオシャレをしてめいっぱい楽しみたいもの。
ただ、そんな時、周りの人たちに仲の良さをアピールしたい!という気持ちが高じて、「ペアルック」に走ってしまった…という経験はありませんか?
安易にお揃いのものを着るというのは、得てして少し子供っぽい印象を与えがちです。大人のカップルにピッタリなのは、着用するアイテムをただそろえる「ペアルック」ではない、「リンクコーデ」。
お互いのスタイルの統一感を保つことによって、一気にスタイリッシュに、落ち着いた雰囲気を演出できるんです。
今回は、お洒落な海外セレブのコーディネートから、りすぐりの15スタイルをご紹介しますので、是非着こなしのコツを学んでみてくださいね!
1.【 上級ベージュづかい 】ロージー・ハンティントン・ホワイトリー&ジェイソン・ステイサム
初心者にもいちばん取り入れやすいテクニックは、お互いのコーディネートの主役となるアイテムの「色をそろえる」こと。
ヴィクトリアズ・シークレットのモデルとして有名なロージー・ハンティントン・ホワイトリーと、『トランスポーター』シリーズ、『エクスペンダブルズ2』などのアクション映画で人気のジェイソン・ステイサムのカップルは、ベージュを中心に落ち着いたスタイルを演出。
ロージーのコーディネートが、ハット、シューズ、バッグ、トップスを全体的に淡いグレージュでまとめているところに、ジェイソンのキャメルの革ジャンの色味がエッジィに効いています。
この2人のように、トーンをそろえつつも、あえて「合わせすぎない」のもリンクコーデのコツ。
2.【差色を統一】ジジ・ハディッド&ゼイン・マリク
昨年2016年にはトミー・ヒルフィガーの広告塔となり、ミレニアル世代を代表する人気モデルとして活躍中のジジ・ハディッドと、イギリスの人気グループ・ワンダイレクションを脱退して歌手としてのソロ活動を行うゼイン・マリク。
若手カップルらしくカジュアルなコーディネートが多い2人ですが、色合わせや、アイテムの投入の仕方は絶妙で、「さすが」とうならされます。
こちらのコーディネートは、少しロックなテイストを混ぜたやんちゃなスタイル。ジジの赤いニットカーディガンと、腰にアクセントで巻いたチェックのシャツに、ゼインはTシャツのグラフィックで色あわせ。
足元はレースアップブーツでちゃっかりそろえているのがニクイです。
3.【大人のモノトーン】ミランダ・カー&エヴァン・スピーゲル
かつては人気俳優、オーランド・ブルームと結婚し美男美女カップルとして話題をさらったモデルのミランダ・カーは、彼と2013年に離婚してのち、今年2017年5月に再婚。お相手は、メッセージングアプリ「スナップチャット」の創設者で最高責任者のエヴァン・スピーゲル。
こちらはモノトーンでそろえた統一感のあるスタイル。全体的にブラックでまとまった色味に、イヴァンのスニーカーと、ミランダのトップスのホワイトが映えていますね。
小物遣いもなく限りなくシンプルなスタイルなのにこなれてセンス良く見えるのは、ミランダの下品ではないヘソ出しや、イヴァンのブラックのトップスから少しだけ除いたTシャツの裾など、絶妙なスタイリングのバランスのおかげ!
4.【使う小物を合わせる】ジェシカ・ビール&ジャスティン・ティンバーレイク
「色」をそろえる、というポイントのほかに、使用する「アイテム」のみをそろえる、というのもテクニックのひとつ。
稀代のモテ男として知られるシンガーソングライター、ジャスティン・ティンバーレイクと、女優の妻、ジェシカ・ビールのカップルは、ストールとサングラスというアイテムづかいをそろえた上級者テクニックを披露。
ジャケットの色がブラックということで統一感を持たせ、そこにストールを投入。柄もサイズ感も違いますが、それでも二人並ぶとスッキリまとまって見えるのが流石です。
5.【100%ブラックはカジュアルに】ヴィクトリア&デヴィッド・ベッカム
潔く、すべてをブラックで統一!モードでありながら、きつくて重たすぎる印象を与えないオールブラックコーデをモノにしているのが、誰もがうらやむパワーカップル、ヴィクトリア&デヴィッド・ベッカム夫妻。
ヴィクトリアは自身の名を冠したブランド「ヴィクトリア・ベッカム」の評価も安定しファッション業界では重鎮になりつつあり、私服のコーディネートも人気で、ファッション・アイコンとしても注目を浴びていますね。
一色のみを使った究極のコーディネートにくわえ、デヴィッドのカジュアルなブラックデニムや、ヴィクトリアのヘルシーな肌見せによって適度なハズシが効いています。
6.【色だけをそろえてみる】セレーナ・ゴメス&ザ・ウィークエンド
互いにミュージシャンとして活躍する、セレーナ・ゴメスとザ・ウィークエンド。
トップスとボトムをブラックで統一しているザ・ウィークエンドは、足元にホワイトのスニーカーで差色を投入。隣のセレーナは、ブラックのワンピースにおなじくホワイトのスニーカーというシンプルスタイル。
スニーカーの種類はふたりとも違いますが、アイテムの色味だけをそろえるとぐっと統一感が出て、こなれて見えるんです。
そして、いたってシンプルなモノトーンコーデに、アクセントとして迷彩柄のアウターを取り入れるザ・ウィークエンドのセンスや、デザインの効いたフォルムのセレーナのワンピースから、おしゃれ上級者の風格を感じざるを得ません。
7.【アイテムだけそろえてみる】ジェシカ・アルバ&キャッシュ・ウォレン
『スパイ・キッズ』や、『シン・シティ』などの映画に出演し、「世界一セクシーな女優」に選ばれたこともあるジェシカ・アルバと、撮影技師のキャッシュ・ウォレンのカップルは、網目のデザインが特徴的なニット、パンツいうアイテムのみを揃え、色をそれぞれのテイストでまとめ上げたカジュアルスタイルを披露。
モノトーンのニットトップスにパンツというシンプルなコーディネートでありながら、アイテムをそろえるとどことなく統一感が出て落ち着いた印象に。
のんびり過ごしたい、大人の休日にぴったりのスタイルですね。
8.【トップス・ボトムスの色をずらす】オリヴィア・パレルモ&ヨハネス・ヒューブル
不動産開発業者を営む父とインテリアデコレーターの母の間に生まれ、NYアッパーイーストサイドで育った筋金入りのお嬢様、オリヴィア・パレルモと、その夫でドイツ人モデルのヨハネス・ヒューブル。
ファッショにスタとして、そのスタイルが世界中から注目を浴びているオリヴィアは、恋人とのリンクコーデもお得意です。
オリヴィアの、開襟シャツ、ホワイトのスカート、ヌーディなサンダルという清涼感の溢れるコーディネートに寄り添うように、トップスにホワイトのシャツをあわせたヨハネス。
オリヴィアが小脇に抱えたバッグと、ヨハネスのボトムの色がブルーでそろっているのもすごい!
9.【グラフィックTコーデはこう使う!】アン・ハサウェイ&アダム・シュルマン
ややもすると、子供っぽくなりがちなグラフィックTシャツを取り入れて大人のスタイルに仕上げているのは、オスカー女優、アン・ハサウェイと、テレビドラマを中心に活躍する夫のアダム・シュルマン。
赤を中心に(愛犬のリードまで赤!)全体をまとめているアンと、モノトーンで落ち着いたテイストのアダム。コーディネートの主役となる色は異なりますが、白地のグラフィックのトップスに、パンツスタイルというアイテムを揃えて統一感の演出しています。
しかも、グラフィックが二人とも円型というのも一緒!
柄は違いますが、揃えるところはしっかり揃えているのがさすがです。
10.【デニム揃えでヘルシーに】クロエ・グレース・モレッツ&ブルックリン・ベッカム
ヴィクトリア&デヴィッド・ベッカムの長男、ブルックリン・ベッカムは、実力派若手女優として注目を集めているクロエ・グレース・モレッツと交際時期があり、当時ブルックリン17歳、クロエが19歳ということで、ティーンのパワーカップルとして注目を浴びました。
ティーンのカップルらしく等身大のカジュアルコーディネートがお似合いの二人ですが、シンプルで落ち着いた色遣いや、大人っぽく堂に入ったアイテムづかいはさすがと言ったところ。
こちらのコーディネートは、二人ともスキニーのデニムに、スエード生地のシューズを合わせるというさりげないリンクコーデです。
11.【同じアイテムは色違いで】テイラー・ヒル&マイケル・シャンク
ヴィクトリアズ・シークレットのモデルに最年少で選出され話題になった、人気の若手モデルのテイラー・ヒルと、同じくモデルの恋人、マイケル・シャンクのカップルは、キャップ、Tシャツ、デニム、スニーカーというアイテムをすべて色違いで投入。
テイラーのほうはホワイトを中心に、マイケルはブラックを中心に全体をまとめていますね。
これからの夏のシーズンに是非取り入れたい、シンプルでヘルシーなコーディネートです。
12.【あえて部分的にお揃いで】ベハティ・プリンスルー&アダム・レヴィーン
まるっきり同じ「お揃い」のアイテムを取り入れるのも、オーソドックスな定番品たったら「イタ」くないんです。
マルーンファイブのヴォーカルとして世界的に有名なアダム・レヴィーンと、モデルの妻、ベハティ・プリンスルーは、夜のデートにドクター・マーチンの定番のレースアップブーツと、ブラックのレザージャケットを着用。
それぞれの個性を生かしながら、部分的にお揃いのアイテムを投入することで、こなれておしゃれ上手な印象に。
13.【コーデの全体的な色味を統一する】ゾーイ・カザン&ポール・ダノ
著名な映画監督、エリア・カザンを祖父に持つ、女優で脚本家のゾーイ・カザンと、ギークな個性派俳優の、ポール・ダノのカップル。
グレーみがかったスカイブルーのジャケットや、ベージュのパンツ、グレーのシューズなど、全体的にやわらかなアースカラーでまとめたポールのコーディネートと、ゾーイのシンプルなホワイトのワンピースがきれいにマッチ!
全体的な色味のテイストや、トーンを統一することでまとまりのあるスタイルに仕上がっていますね。
14. セミフォーマルの王道】アマル&ジョージ・クルーニー
大人のビジネスマンカップルとなれば、フォーマルな会食など、社交の場に出向く機会も多くなるはず。
そんな時、カップルとしてどんな装いが最善か、アマル&ジョージ・クルーニーに学んでみましょう。
アマル・クルーニーは、国際法に精通した敏腕弁護士として活躍する才媛で、恋多き男としてゴシップ誌を賑わせていたジョージ・クルーニーのハートを射止めたとして話題になったのが記憶に新しいですね。
コンサバティブで、エレガントな柄のドレスに身を包んだアマルと、同じトーンの、ライトブルーのセットアップに身を包んだジョージ。ホワイト×ブルーの、清涼感あるコーディネートは是非真似してみたくなりますね!
15.【テイストを統一する】ヴァネッサ・ハジェンズ&オースティン・バトラー
『ハイスクール・ミュージカル』シリーズでブレイクし、ミュージシャン活動やミュージカル女優としても活躍しているバネッサ・ハジェンズと、テレビ俳優のオースティン・バトラーのカップルは、フェスでのコーディネートで共にエスニックなペイズリー柄を取り入れています。
アイテムや色はバラバラでも、テイストをそろえると統一感のある素敵なリンクコーデに。イベントや、アウトドアの時などには是非活用したいテクニックですね。
リンクコーデをマスターしてお出かけデートを満喫しよう!
いかがでしたか?
色合わせや、アイテム揃えなど、コツさえ掴めば、カップルで洗練されたスタイリングができるんです。
ペアルックと違い、リンクコーデはそれぞれの個性も反映できるのが大きな魅力。
まずは自分の好きなテイストを知り、TPOも考慮しながら、恋人と素敵なお出かけデートを楽しんでくださいね。
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この記事のライター
映画とファッションとお酒で世界を回す。普段はアパレル企業で広報担当をしています。アウトドアとは無縁の、おうち大好きなおこもり派なので、日々楽しんで暮らせるアイディアを中心に情報収集中。