「来てよかった、メルボルン！」きっと素敵な思い出となる雰囲気がおすすめのカフェ10選

素敵な『コーヒーの街』メルボルン

メルボルンはオーストラリア第2の都市で、『コーヒーの街』とも言われています。オーストラリアで最も（世界一という声も）カフェが多い都市と言われていて、街中のカフェが平日も週末も、コーヒーをこよなく愛する人たちでにぎわっている、そんな素敵な街です。
数えきれないほどのカフェが点在するものの、メルボルンの各カフェのコーヒーの値段は共通して、最もメジャーなカプチーノ（レギュラーサイズ）で$3.5～$4.0。また、ミルクを使用しないタイプのコーヒー（エスプレッソやロングブラック*）を好む人たちもいて、それらの値段は$2.5～$3.0です。さらに、カフェによっては数種類のミルク（例えば、ソイ・ミルクやアーモンドミルクなど）が用意されていて、プラス$0.5で注文することができます。メルボルンでは、本当にたくさんの種類のコーヒー楽しむことができるのです。
今回はその数えきれないほどのカフェの中から、ぜひ皆さんにも機会があれば訪れていただきたいと思う素敵な所をご紹介させていただきます。

*ロングブラック・・・抽出されたエスプレッソをお湯で割ったコーヒー

メルボルンの雰囲気がおすすめのカフェ10選

◆Laurent

『Laurent』は、来年で創業25年を迎える、メルボルン都心部に3店舗を展開するフレンチ・ベーカリーです。カフェの中に入ると、そこにはフレンチ・ヨーロピアンスタイルのパンやケーキなどがショーケースにずらりと並べられていて、いつまでも目移りしてしまうほど。ご友人と楽しく会話しながら、あるいは心地よい音楽に耳を傾けながら1人でゆっくりとヨーロピアンな雰囲気に浸るのは、きっと素敵なひと時となることでしょう。

住所：304-306 Little Collins St, Melbourne VIC 3000（Little Collins店）

◆Hahndorf’s Fine Chocolates

『Hahndorf’s Fine Chocolates』は、メルボルンの都心と郊外に合わせて13店舗を持つ、ユニークなチョコレートショップです。店内にはカフェが併設されていて、コーヒーや紅茶を楽しむことができるのですが、ユニークなのは飲み物が運ばれてくるその時。なんと、店員さんが大きくて四角いチーズボードに、50種類はあるだろうというチョコレートを並べてお客さんの目の前に披露してくれるのです。そして、各チョコレートを簡単に説明した後、その中から１つをサービスとして選ばせてくれます。きっと女性のお客さんはうっとりしてしまうことでしょう。

住所；960-962 Mount Dandenong Tourist Rd, Montrose VIC 3765（Montrose店）<br />

◆neighbours café

メルボルンの観光スポットの1つにセントキルダビーチがありますが、そのセントキルダというサバーブの中にある比較的こぢんまりとしたカフェが『neighbours café』で、ここはメルボルンのナンバーワンカフェに選ばれたこともある実力派のカフェです。至ってシンプルな店内ですが、そのシンプルさの中に開放感があることでも人気のお店。店の奥に入っていくと小さな裏庭があり、そこにも客席が設けられていて、晴れた日はそこでもコーヒーや軽食が楽しめ、まさにコーヒーの街メルボルンを本当の意味で堪能することができます。バナナを練り込んで焼き上げた「バナナブレッド」というケーキも、コーヒーとの相性抜群です。

住所；42 Chapel St, St Kilda VIC 3182

◆Sandbar Beach Café

セントキルダビーチの一画にある『Sandbar Beach Café』。ここはいつも観光客や地元のお客さんでにぎわっています。店内と店の外に席が設けられていて、1歩外に出ればそこには真っ白な砂浜。晴れた日はぜひ外の席を利用されることをお勧め致します。カフェから一望できる青い海に白い砂浜、そして心地よい風に吹かれながら味わうコーヒーは、きっと普段の疲れを癒し、忘れられない思い出となることでしょう。

住所；175B Beaconsfield Parade, Middle Park VIC 3206

◆abacus.

セントキルダとサウスヤラという二つのサバーブ（エリア）を一直線に突き抜ける「チャペルストリート」という通りがあり、たくさんのカフェやレストラン、またショップが立ち並んでいます。その一区画に最近オープンしたのが『abacus.』。店内は通りからも全体を見渡せるほど開放感があり、ソファー席やカウンター席、またテーブル席など様々なタイプの客席が用意されています。各テーブルに、あえて果物や野菜をディスプレイすることによって癒しの空間を演出。また、ソファー席の足元にはスマートフォンやパソコンの充電のための差し込み口も用意されていますので、充電器をお持ちであれば、コーヒーを楽しみながら充電することもできます。ウィンドウショッピングの途中で疲れを癒してみてください。

住所；383 Chapel St, South Yarra VIC 3141

◆Café latte

メルボルンの中心部から電車に乗り、南東方面へ向かう電車に乗って『Hawksburn』という駅で降りて徒歩5分ほどの所にある、『Café Latte』という小さなイタリアンレストラン。実は、メルボルンスタイルのコーヒーはイタリアンコーヒーの影響を受けて広まってきたのですが、ここのレストランではほとんどの従業員がイタリア人で、情熱をもってコーヒーや料理を提供してくれます。ちなみに、メニューの中にある「パッパルデッレ」は最高に美味しいです。イタリア人スタッフの陽気なサービスと共に楽しいランチを楽しんでみられるのはいかがでしょうか。

住所；521 Malvern Rd, Toorak VIC 3142

◆MADAMIMADAM

メルボルン都心の「Collins Street」という主要道路から少しだけ小道を入ったところにある『MADAMIMADAM』。ここは近くにオフィスビルがたくさん立ち並んでいて、いつも朝はテイクアウェイコーヒーを買いに来るお客さんでにぎわっています。オフィス街にあるからか、狭い路地の一画にあるどこか癒されるこのカフェ。真夏の暑い日も、木陰でまったりと寛げます。街の散策やショッピングで疲れたら、ぜひここでメルボルンらしいカフェブレイクを楽しんでみてください。

住所；16 Equitable Pl, Melbourne VIC 3000

◆Ganache chocolate

こちらもCollins Street沿いにあるカフェで、その名を『Ganache chocolate』といいます。たくさんの種類のチョコレートを扱う専門店ですが、それらのチョコレートに加えて、ここに来たら必ずお召し上がりいただきたいもの、それは「ホットチョコレート」。もちろん他のカフェでもホットチョコレートはメニューに含まれているのですが、このカフェはチョコレート専門店というだけあって、驚くのは他と比べて格段に違うそのクオリティー。さらには10種類もあるフレーバー。ぜひおしゃれな店内で、ハイクオリティーのホットチョコレートをご堪能ください。

住所；245 Collins St, Melbourne VIC 3000

◆La Petite Creperie

『La Petite Creperie』は、メルボルンの都心部にあるカジュアルフレンチレストランです。素敵なフレンチテイストの雰囲気の店内もさることながら、このレストランの一押しはクレープ。本格的なフレンチクレープを様々なバリエーションで楽しむことができます。また、「ガレット」という、そば粉を混ぜて作った生地を片面だけ焼いてサラダや肉を包んだ、クレープに似たおしゃれな料理もおすすめです。ぜひコーヒーと共に、本格的なカジュアルフレンチをお楽しみください。

住所；32 Hardware Ln, Melbourne VIC 3000

◆Hopetoun Tea Rooms

アールヌーボー調の装飾や彫刻が施された「ブロックアーケード」という、カフェやショップが立ち並んだ歴史的建造物の一画にある『Hopetoun Tea Rooms』。ここはメルボルンで最も長い歴史を持つカフェと言われています。カフェの正面には鮮やかなケーキが見栄えよく並べられ、カフェの利用客のみならず、目の前を通りかかる人々の目をも魅了。もちろんメルボルンスタイルのコーヒーも楽しめますが、このお店の特徴はその名の通りティー（紅茶）で、たくさんの種類のオーガニックティーを取り揃えています。またハイティー（アフタヌーンティー）も人気の理由の1つであることから、多くの女性客から愛されているHopetoun Tea Rooms。メルボルンならではのブリティッシュな雰囲気を心行くまでお楽しみください。

住所;The Block Arcade, 1-2/282 Collins St, Melbourne VIC 3000

あなたの“お気に入り”を

ここでご紹介させていただいたカフェは、メルボルンにあるカフェのほんの1部です。メルボルンだけでもカフェの数が1,000を下らないと言われていて、1つひとつのカフェがそれぞれの顔を持っています。ですから、地元の人たちにとっても、それぞれのカフェがそれぞれのお気に入り。
皆さんも、メルボルンにお越しの際は、ぜひ自分のお気に入りのカフェを発見してみてください。きっと楽しい経験になることと思います。それはみなさんの日々の疲れを癒し、リフレッシュすべく明日に活力を与えるものになることでしょう。