PUMAの名作「CLYDE」がコラボで蘇る。フリーク必見の一足を徹底解説
1973年の誕生以来、スニーカーシーンを牽引し続けているPUMAの名作「CLYDE」。同作のシグネチャーモデルが、ブランドコラボによって復活。装いを新たに生まれ変わり、高級感あふれる一足に仕上がりました。フリーク必見のニューモデルをチェックしてみましょう。
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PUMAの名作スニーカー「CLYDE」とは?
「CLYDE」のネーミングは、バスケットボールプレイヤーのウォルト・クライド・フレイジャーの名前に由来します。彼がPUMAのスウェード製のシューズのカスタムメイドを要望したことをきっかけに生まれたスニーカーです。ウォルトは伝説とも言える選手で、彼ならではのユニークなプレースタイルにぴったりとフィットするように作られたものが、後に最初のシグネチャーシューズになります。
「CLYDE」が登場した1973年は、映画やファッションなどの文化的なあらゆる側面においてスポーツ選手が大きな影響力を持っていた時代です。クライドの活躍もあって「CLYDE」はその後も強烈な存在感を持ち続け、90年代のミュージシャンたちにも愛用されました。そういったカルチャーとの強固な結びつきが、今日のスニーカーコレクターたちに愛されている所以です。
そんなPUMAの名作「CLYDE」再現したシグニチャー・モデルがブラントのコラボレーションという形で復活。細かいディティールなどはそのままに、素材やカラーバリエーションを増やしてアップグレードされました。スニーカーフリーク必見のニューモデルを一挙ご紹介します。
CLYDE × URBAN RESERCH
URBAN RESERCHが掲げる今季のテーマ「UKロマンティック」をベースにカベルネカラーでアッパーを覆ったヴィンテージなモデル。アメカジスタイルと相性の良い一足に仕上がりました。デニムやネルシャツと合わせて着こなしましょう。
CLYDE × ÉDIFICE
ブラックとブルーのダークトーンでまとめてシックに演出。アッパーのサイドパーツにはべるベット素材を使用しています。ドレッシーな雰囲気もあり、スラックスに合わせて「外し」を入れてみてもオシャレ。ÉDIFICEのオシャレなブランドイメージを上手に表現しています。
CLYDE × AMERICAN RAG CIE
AMERICAN RAG CIEとのコラボスニーカーはアッパーからアウトソール、インソールまでブラックで統一。サイドのブランドロゴはゴールドを配し、シュータンには型押しレザーのラベルを使用。シックで高級感のある一足に仕上がりました。シンプルな服装であってもワンポイントでラグジュアリーな印象を加えてくれます。
CLYDE × UNITED ARROWS & SONS
UA&SUNSとのコラボは、スーツに使用される素材をスニーカーに落とし込んだハイセンスな別注モデル。スーツ素材を使用した理由はクライドがコート以外でスーツを好んで着ていたからだそう。UA&SUNSだからこそ提案できるギミックが加わった非常にハイエンドな一足。
CLYDE × BILLY’S
高感度なスニーカーセレクトストア「BILLY’S」とのコラボレーションモデルは、ガムソールとスエードアッパーを組み合わせることでクラシックな印象に。ネイビー×ホワイトのアッパーもエレガントな佇まいを作っています。細身のシルエットで上品に着こなすのがおすすめ。
スニーカーでファッションをアップグレード
「CLYDE」もそうですが、名作といわれるスニーカーはその分人気ですから被りがちです。ファッションに個性を出すには周囲と差別化を図ることが必須ですから、そういう意味ではコラボスニーカーが大活躍します。イメージを新たに生まれ変わった「CLYDE」を履きこなしてファッショナブルな装いにしましょう。
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この記事のライター
食べること、旅に出ることが唯一の趣味。なかなかのジョブホッパー。最近は記事を書かせてもらったりしながらウェブデザインを勉強中。