モードなアウトドアサンダルKEEN「UNEEK」の都会派メンズコーディネート
オレゴン州ポートランドに本社を持つフットウエアブランドKEEN。それまでのKEENとはひと味違った新作「UNEEK」はその斬新なデザインでアウトドアだけでなくタウンユースとしても注目を浴びています。
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UNEEKが街履きとして注目されている理由
アウトドアブランドとして人気のKEEN。ローリー・ファースト氏とマーティン・キーン氏によって2003年に創立されました。ヨットマンでもあるデザイナーマーティン・キーン氏が、デッキでつま先に怪我をしたことから、つま先を守る機能を持ったサンダルをコンセプトに考案して誕生したのがKEENの最初のモデル「Newport」でした。
設立から約10年、創始者の息子ローリー・ファースト・ジュニア氏によって誕生した「UNEEK」は開発に3年を費やして試行錯誤の末、2本のコードを編むことで靴を作るという全く新しいコンセプトで完成した革新的なデザインのサンダルです。
ユニークのスペルははKEENの文字を後から並べてUをプラスしてUNEEKにしたから。ユニークな発想そのものが商品名になったというわけなのです。従来のアウトドアサンダルにないファッション性を兼ね備えているため、街でも履けるサンダルとして注目を集めているのです。今回はその魅力をご紹介します。
紐で作られたことで得られる履き心地のよさ
2本の伸縮性のあるコードを編み上げられ作られたUNEEK。幅を中央で簡単に調節することができるので、一人一人の足の形に自由に合うコードならではのフィット感が実現。軽量のポリウレタン樹脂(PU)素材のミッドソールに、軽くて滑りにくいラバー素材のアウトソールを組み合わせて快適なクッション性と安定性を兼ね備えた履き心地になっています。
独自のカラー展開で服との組み合わせの幅が広がった
UNEEKはワントーンカラーの種類の多さに加え、カラーコードの質感を生かして作られたミックスカラーの展開が豊富な点も魅力の一つです。
コードの色を変えることで色の組み合わせが自由にできるデザイン。編むことから生まれる質感と色の組み合わせが面白い表情を引き出します。コードの太さや編み方を変えたものなどバリエーションも豊富。一足一足が違う表情をみせています。
UNEEKを街で履きこなすアイデア
UNEEKを街でシックにコーディネートしている例をご紹介します。
さりげない上級コーデ
シックなトーンでまとめたコーディネート。ブラックのスリムパンツ。素足にブルーのUNEEK。ブラックとブルーは落ち着いた組み合わせですが、ここではブルーの彩度が高いところがポイント。このさりげないこなれ感はさすがです。
ショートパンツをシックに
ネイビーで統一されたコーディネート。素足に白いUNEEKが効いています。Tシャツにショートパンツは合わせ方によってスポーティーになりがち。同系色でまとめるとシックにきまります。同系色にすることでサンダルを差し色として持ってきやすいですね。
スーツに合う
ネイビーのスーツにブラックのUNEEK。UNEEKはスーツにも合うのです。
グレーやベージュピンクのスーツにブラックのUNEEKも大人の組み合わせ。パンツの丈や幅感が合わないとスーツの着こなしはむずかしいかもしれません。細身で裾が細くなっているタイプがおすすめです。
バランスが問われるオールブラック
オールブラックの組み合わせはバランスと質感がポイントに。トップスの長袖Tシャツのくしゃっとした感じにあわせるには、ボトムスは細めのラインがおすすめです。
UNEEKを素足に合わせるときは足首をきれいに見せるということがポイントになります。
明るいグレーとピンク
トップスとボトムスを明るいグレーで統一してピンクのUNEEK。スパイスのきいたコーディネートです。彩度の高いUNEEKとグレーの組み合わせは取り入れやすいアイデアですね。
ソックスを合わせて
ソックスを履いてメンズライクに合わせています。ルーズワイドなトップスとボトムスに白のソックスを合わせた白のUNEEKのバランスが絶妙。このバランスのコーディネートはそのままメンズとして取り入れられますね。
黒のUNEEKに黒ソックスを合わせると急にモード感が増します。黒ソックスはすこしルーズめに履くのがおすすめ。ブーツを履いている印象になり冬でも履けます。色味は抑えめにするのが良いでしょう。
きれいめカジュアルに履くのがおすすめ
「UNEEK」はスポーティーなショートパンツや流行のダメージジーンズに合うのはもちろんですが、だからこそ、街ではあえてきれいめカジュアルやモードなスタイリングの方向で履きこなしていくのも面白いのではないでしょうか。いろいろなひねり技が楽しめるUNEEKならではのスタイリングにぜひ挑戦してみて下さい。
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この記事のライター
面白いものや美しいものをいつも探して生きています。