【2016年ブレイク必至】 前田敦子さんも絶賛。新世代クリエイター「根本宗子」に注目!【下北沢ザ・スズナリにて「忍者・女子高生(仮)」公演中】
劇団、月刊「根本宗子」の主宰・脚本・演出を務め、女優でもある ”根本宗子(ねもと・しゅうこ)”という女性をご存知でしょうか?
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根本宗子とは
月刊「根本宗子」の主宰で、全公演の脚本・演出を担当
2009年3月にENBUゼミナールを卒業。卒業公演で脚本を書いたことをきっかけで、同級生と劇団「月刊「根本宗子」」を旗揚げ。2009年5月に実験公演を行い、7月に旗揚げ公演『創刊号「親の顔が見てみたい」』を行う。
公演チラシのモデルも根本自身が務める。年2回の本公演を重ねながら、2012年7月から12月にかけて5カ月連続公演『ホントに、月刊「根本宗子」』や、浅草・木馬亭でのお祭り公演を小劇場で行う。
脚本、演出の実力だけではなく、旗揚げ当初からの圧倒的なセルフプロデュース力で小劇場界を席巻しています。
自身の名前の劇団、自身モデルの公演チラシなど、セルフブランディング力も長けており、「根本宗子」というアイコンを保ちつつ、小劇場のみならず、でんぱ組.incの夢眠ねむとのトーク番組や、おぎやはぎ・オードリーをメインに迎えたコント仕立てのバラエティ『SICKS〜みんながみんな、何かの病気〜』にも出演。
さらに、2015年には脚本を担当した映画が3本公開そ、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍中です。
毎週火曜21時15分よりON AIR中! 配信ページ:https://logirl.favclip.com/p/live
コラボレーション等、実験的な試みに常に意欲的
シンガーソングライターの大森靖子とのコラボレーション企画、大森靖子、×根本宗子『夏果て幸せの果て』(2016)が、第60回岸田國士戯曲賞最終候補になりました。
アーティストとコラボレーションする企画の第一段で、鳥肌実も出演。
演劇と、大森靖子の生歌の融合を見事成功させた作品でした。
コラボ企画第2弾は、4 人組ロックバンド「おとぎ話」の楽曲と生演奏を絡めた演劇公演。
さらに、プロレスや格闘技等での利用が多い新宿Faceで演劇としては異例の会場でした。
旬な若手女優を迎え、格闘×ロックバンド×演劇というハイブリッドなアトラクションエンターテイメントに試んだ公演も成功させています。
セリフ過多の圧倒的な熱量の中に、スッと刺さる透度の高いリアルさが万人に楽しめる作品
劇中の言葉の量が多いですが、すべて計算されているためにリズミカルで苦痛にならず、その中にも緩急がしっかり付いているので、大事な部分が刺さりやすく万人に見やすい作品を描けるのは高校時代に年間100 〜120本観劇していたという根っからの演劇好きである根本さんの才能かもしれません。
感情のうねりが渦となり、劇場まるごとを巻き込んでしまうようなエキサイティングな作風で、若者から目の肥えた演劇ファンまで多くの観客の心をわしづかみにしてきた。
引きこもりを描いた、月刊「根本宗子」第12号『忍者、女子高生(仮)』公演中
「女のリアルを切り取るのがうまいって評価していただけるのはうれしいんですけど、私としては男の人の書き方のほうがリアルだなっていうのがあって。恋愛の話を書いてるときも、ダメな男のほうに焦点を当てているつもりなんですね。だから今回はより男の人を書くことに徹してみようかなとは考えています」
演劇を観たことがない方もこの機会に是非足を運んでみてくださいね!
観ないと損です。
今回の公演はバラエティに富んだ男性をコミカルに脚本演出できる才能を確固たるもののようにした公演です。
根本さんが兼ねてから大ファンである前田敦子さんもこの公演を観劇し絶賛していました。
演劇はナマモノ。見れる時間があったり、すこしでも気が乗ったら観にいきましょう!
根本さんの公演は絶対に損しないですよ!
【公演情報】
月刊「根本宗子」第12号『忍者、女子高生(仮)』
作・演出:根本宗子
出演:根本宗子、梨木智香、あやか、大竹沙絵子、川本 成(時速246億)、小沢道成(虚構の劇団)、土屋シオン、猪股和磨
日時:4月23日(土)~5月1日(日)
会場:下北沢 ザ・スズナリ
根本宗子が主宰・脚本・演出を務める劇団、月刊「根本宗子」の公式サイトです。
9月上演の『夢と希望の先』では、橋本愛の初舞台となる作品を手掛ける!
『夢と希望の先』は、2014年に上演された『夢も希望もなく。』をもとにした新作。夢を追って地方から上京してきた2人の少女の人生が、才能のない1人の男によって大きく左右される様を描く。2人の少女を演じるのは、今回が舞台初出演となる橋本愛と、プールイ(LUI FRONTiC 赤羽JAPAN、ex.BiS)。さらに玉置玲央(柿喰う客)、鬼頭真也(夜ふかしの会)がキャストに名を連ねている。チケットの一般発売は8月上旬を予定。
サブカル文化、アイドル文化にインスピレーションを受けつつ、めきめきと実力をつけてきた根本宗子。
旗揚げから8年、ついに本多劇場進出!勢いはどこまで行くのでしょうか!
これから、ドラマの脚本などでも名前をみかける機会も増えてきそうです。
注目しておきたい才女です!
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はじめまして。生活に寄り添うモノが好きです。おほしんたろうさんに最近はまりました。