【栃木】日帰りでもOK!貸切風呂のある温泉10選
日光や鬼怒川など全国的にも名高い温泉を擁し、日光東照宮をはじめとした観光名所も多彩な栃木県。各所の温泉にはプライベートな湯を楽しめる貸切風呂を備える温泉宿や、日帰りで手軽に利用できるスポットも揃っています。この記事では様々な温泉が揃う栃木県で日帰りでも行ける貸切風呂のある温泉をご紹介しましょう。
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アイキャッチ画像出典:www.shirakawa-yunokura.com
栃木でおすすめする日帰り&貸切風呂のある温泉
”日光を見ずして結構と言うなかれ”という格言が伝わり、日光東照宮や華厳の滝をはじめ多彩な見どころが揃う栃木県。塩原・日光・鬼怒川などの名湯も人気が高く、老舗の温泉宿からラグジュアリーなホテルまでバラエティ豊かです。
各地の温泉には貸切風呂を備える温泉宿もあり、カップルやファミリーで気兼ねなく温泉を楽しめることから人気。そして宿泊する時間が取れない方には、手軽に温泉・観光・グルメを楽しめる日帰り入浴がおすすめです。
今回は多彩な温泉が揃う栃木県で、貸切風呂を用意し日帰り入浴もできる温泉宿やホテルを厳選して10ヵ所ご紹介しましょう。
1.那須塩原市「和泉屋旅館」
大網温泉から元湯温泉まで那須塩原市に点在する11温泉の総称が塩原温泉郷。古くから塩原十一湯と呼ばれており、開湯から1200年以上といわれる温泉を擁する歴史深い温泉郷です。
塩原温泉郷の福渡温泉で、竹久夢二や野口雨情をはじめとした文人墨客に愛された老舗が「和泉屋旅館」。温泉は湯量豊富な源泉掛け流しで、プールのように広い名物の「大ぶろ」をはじめ3ヵ所の貸切風呂を備えます。大浴場や露天風呂も貸切で利用でき、リーズナブルに日帰り入浴ができる「湯巡り手形」も用意しました。
「和泉屋旅館」では地元の旬菜やブランド食材を駆使してコース料理を用意。上品な口当たりで滑らかなプレミアムヤシオマスや、美しくサシの入ったとちぎ和牛などが舌を楽しませる逸品となって供されます。
【基本情報】
住所 :那須塩原市塩原190-3
電話 :0287-32-2005
日帰り入浴:800円
貸切風呂 :予約制、宿泊者用、無料
宿泊料金 :8,000円~
2.那須塩原市「奥塩原高原ホテル」
開湯が江戸時代の中期と伝わり日塩もみじライン沿いに温泉宿が並ぶ新湯温泉。ご紹介するのは「奥塩原高原ホテル」で、湯量豊富な源泉掛け流しの風呂を用意します。
温泉の風呂はゆったりとした大浴場の内湯や露天風呂をはじめ貸切風呂を4ヵ所用意。貸切風呂は益子焼の「きすげ」、檜の「やまゆり」、陶器の「りんどう」が露天風呂でそれぞれに趣の異なる設え、バリアフリーの内湯「もみじ」もあります。
「奥塩原高原ホテル」の食事は山海の旬菜を使う季節の会席膳や、とちぎ和牛のステーキがメインのプランなどを用意。料理に合う地酒も揃えており、和室に宿泊すれば部屋食でのんびり味わうことができます。
【基本情報】
住所 :那須塩原市湯本塩原113-4
電話 :0287-32-2464
日帰り入浴:800円
貸切風呂 :2,500円(40分、2名)
宿泊料金 :8,800円~
3.那須塩原市「渓雲閣」
同じく新湯温泉からご紹介するのは江戸時代中期の創業といわれる老舗「渓雲閣」。硫黄山から湧出する源泉を直接引き入れており、全国でも屈指の濃い硫黄泉が魅力です。
温泉の風呂は大きく設えた窓から四季の山々を望む大浴場「たぬきの湯」と、2ヵ所の貸切風呂を用意。宿泊者と部屋貸し日帰り利用者であれば3ヵ所ある外湯も無料で入浴することができます。
「渓雲閣」では地産地消で山里の恵みを味わう料理を用意。名物の「日光湯波」をはじめ「岩魚のお造り」やとちぎ和牛の料理もあり、地酒やワインも豊富に取り揃えます。
【基本情報】
住所 :那須塩原市湯本塩原37
電話 :0287-32-2361
日帰り入浴:1,000円
貸切風呂 :宿泊者と部屋貸し日帰り利用者は無料
宿泊料金 :6,750円~
4.那須塩原市「大出館」
塩原温泉郷の中で最も古く開湯したと伝わり、秘湯の趣ある山奥に3軒の宿が軒を連ねる元湯温泉。こちらにある「大出館」は国内で唯一といわれる真っ黒な「墨の湯」も擁しています。
温泉は源泉掛け流しの飲泉ができる良質な湯で、季節や天候によって色が変わる五色の湯。四季に移ろう自然を眺める露天風呂や、平家の落人が隠れたと伝わる風呂など多彩に設えています。そして貸切風呂「藤の湯」は予約・料金不要で、日帰りでも利用できる嬉しい計らいです。
「大出館」では地元の山菜や川魚など、地産地消で素朴な味わいの料理を用意。土地ならではの「岩魚の骨酒」や「墨の湯」の名を冠した地酒など銘酒も取り揃えています。
【基本情報】
住所 :那須塩原市湯本塩原102
電話 :0287-32-2438
日帰り入浴:700円
貸切風呂 :無料
宿泊料金 :6,600円~
5.日光市「湯西川館本館」
平家の落人伝説が残り開湯が天正元年(1573年)といわれる湯西川温泉。名前の由来となった湯西川に沿って温泉宿が軒を連ねており、温泉街の中心部に「湯西川館本館」が立地します。
温泉は2本の源泉を擁する源泉掛け流しのアルカリ性単純泉で、低刺激のやわらかな湯。風情ある石を配した銘石露天風呂やゆったりとした内湯を用意、貸切風呂は2ヵ所ありそれぞれに檜と十和田石で設えた風呂を備えます。
「湯西川館本館」では”山里のご馳走”と題して地の旬菜や川魚・ジビエを用いた山河の味覚を用意。手慣れた調理のよって臭みを残さないジビエが魅力的、「鹿刺し」や「マタギのくま鍋」なども味わえます。
【基本情報】
住所 :日光市湯西川783-2
電話 :0288-98-0316
日帰り入浴:500円
貸切風呂 :無料
宿泊料金 :5,800円~
6.日光市「湯けむりの里 柏屋」
享保年間の開湯と伝わり鬼怒川と男鹿川の合流地点近くに温泉街を形成する川治温泉。こちらで合流地点を間近に望む立地に「湯けむりの里 柏屋」が宿を構えています。
温泉は熱すぎず長湯ができるやわらかな湯で、山河を望む宿自慢の絶景露天風呂や源泉露天風呂をはじめ、大きく窓を設えた大浴場などを用意。貸切風呂は贅沢に露天風呂を備えた造りで、絶景と湯を気兼ねなく楽しめる設えです。
「湯けむりの里 柏屋」では、熟練の匠が厳選された旬の素材を駆使して繊細な季節の味覚を会席料理に。岩魚や鮎など川魚を使った料理をはじめ「湯波刺し」や「鹿刺し」などもあり、別注料理の特製「ビーフシチュー」も人気です。
【基本情報】
住所 :日光市川治温泉高原62
電話 :0288-78-0002
日帰り入浴:1,500円(平日のみ)
貸切風呂 :3,000円(50分)
宿泊料金 :9,000円~
7.日光市「一心舘」
元禄4年(1691年)に開湯したと伝わる滝温泉と、明治2年に発見された藤原温泉をルーツとする鬼怒川温泉。箱根や熱海と並ぶ大規模な温泉街を形成しており、観光名所も多彩に揃います。
こちらでくろがねばしの袂に宿を構えるのが、大正11年に料亭として創業した老舗「一心舘」。自家源泉100%で温泉クアハウスに認定されており、野趣ある露天風呂をはじめ渦流浴や寝湯など多彩な風呂を設えています。そして貸切風呂「心泉の湯」は渓谷の明媚な景色を眺めながら湯に浸かれる造り、水着着用で入る南国テイストの「スパプール」も用意しました。
「一心舘」では鬼怒川をテーマに造る創作郷土料理の「鬼ぬ太御膳」や「松葉や御膳」など美食のプランを取り揃え。日帰り入浴と食事がセットになったプランも各種用意します。
【基本情報】
住所 :日光市鬼怒川温泉滝542-3
電話 :0288-77-0008
日帰り入浴:1,650円
貸切風呂 :3,300円(50分、宿泊者は2,200円)
宿泊料金 :6,050円~
8.日光市「ほてる白河 湯の蔵」
同じく鬼怒川温泉の中でふれあい橋の近くに立地するのが「ほてる白河 湯の蔵」。昭和初期に開業した老舗温泉ホテルで、自家源泉・羽衣の湯を擁しています。
温泉はアルカリ性単純温泉で鬼怒川の渓谷を眼下に望む大浴場や、モダンな造りの露天風呂などを設え。貸切風呂は坪庭を思わせる「庭風の湯」とシンプルな「木風の湯」の2ヵ所、湯上りに寛げる「湯座敷」も用意しました。
「ほてる白河 湯の蔵」では風情ある数寄屋造りの個室料亭で食事を用意。季節の旬菜を活かした料理の数々が並び、土地ならではの「ヤシオマスのマリネ」や「刺身湯波」なども供されます。
【基本情報】
住所 :日光市鬼怒川温泉滝483
電話 :0120-076-020
日帰り入浴:700円
貸切風呂 :3,000円(50分)
宿泊料金 :8,250円~
9.日光市「奥日光 森のホテル」
群馬との県境にある金精峠の麓で、湯ノ湖の北側に閑静な温泉街がある日光湯元温泉。延暦7年(788年)の開湯と伝わる歴史深い温泉で、湯川の近くに「奥日光 森のホテル」が立地しています。
温泉は湯量豊富な100%源泉掛け流しで、エメラルド色の源泉が空気に触れて乳白色になる湯。奥日光で随一といわれる大露天岩風呂は四季折々に移り変る山々を望む設え、庭を望む造りの貸切風呂を用意します。
「奥日光 森のホテル」ではオープンキッチンの臨場感あふれるスタイルで、山幸・川幸の美食を取り揃え。一品メニューも「日光牛陶板焼」や「湯波刺し」などがあり、マリアージュさせる地酒やワインも並びます。
【基本情報】
住所 :日光市湯元もみの木通り
電話 :0288-62-2338
日帰り入浴:1,100円
貸切風呂 :2,200円(45分、予約制)
宿泊料金 :16,000円~
10.日光市「奥日光小西ホテル」
同じく日光湯元温泉からご紹介するのは「奥日光小西ホテル」。温泉は源泉掛け流しで幻想的な乳白色の硫黄泉、野趣あふれる露天風呂や庭を望む大浴場など趣ある風呂を設えています。
貸切風呂も同じく硫黄泉で風情ある露天風呂、7名まで入れる広々とした造りですのでカップルはもちろんファミリーでもゆったりと気兼ねなく湯を楽しめます。
「奥日光小西ホテル」では板長自らが素材を厳選し、四季折々の旬を味わえる料理を用意。ステーキに用いられるのはA5ランクのとちぎ和牛、川魚はじっくりと3時間かけて焼き上げるなど随所にこだわりを見せます。
【基本情報】
住所 :日光市湯元2549-5
電話 :0288-62-2416
日帰り入浴:1,000円
貸切風呂 :4,200円(45分、宿泊者は2,500円、5名以上は1人+1,000円)
宿泊料金 :5,500円~
名湯の湯と美食を栃木で楽しむ
県内各地に名湯が揃い、老舗の温泉宿からモダンなホテルまで多彩に揃う栃木県。貸切風呂で気兼ねなくゆったりと、日帰り温泉で湯と美食を手軽に楽しんでみませんか。
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※ 料金や利用時間などはプランや日程により変動する場合があります。
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※ 日帰り入浴は混雑時に利用できない場合があります。
※ 宿泊料金は1室2名利用時の1名分が目安です。
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この記事のライター
信州の曲者が集まるCLUB Autistaに所属する道楽者。車と酒と湯を愛し、ひと時を執筆に捧げる。