人間の欲望を描く『ディアボロス/悪魔の扉』
仕事に没頭して我を忘れていませんか?今回は、増長する欲望の先にある悪魔を描いた『ディアボロス/悪魔の扉』をご紹介します。
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自分を見失っていないか?
社会人として会社で働いていると、ついつい本当に大切なことを見失ったり、守るべき存在をおろそかにしがちです。
ビジネスマンとしてバリバリ働くことは良いことですが、一体その時の自分はきちんと自分を見失っていないのか、判断に困る時もあると思います。
ディアボロス/悪魔の扉
そんな時にオススメなのが男から見てもカッコいい俳優キアヌ・リーブスと名優アル・パチーノ、そして美しき女優シャーリーズ・セロンが共演している“ディアボロス/悪魔の扉”という映画です。
誘惑に負けた敏腕若手弁護士
キアヌ・リーブス演じる主人公のケヴィンは、若手敏腕弁護士としてシャーリーズ・セロン演じる主人公の妻メアリー・アンとフロリダで平和に幸せな生活を送っていたのですが、ある時アル・パチーノ演じる大都会ニューヨークで活躍する謎の大物弁護士ジョンの目に留まり、一緒に働く事を持ちかけられます。
十分幸せな生活だと思っていたメアリー・アンは今までの生活環境とガラリと変わってしまうニューヨークに引っ越すことを嫌がるのですが、より成功し富と名声を得られるという甘い誘惑に負けたケヴィンはニューヨーク行きを決めてしまいます。
最初のうちは問題もなくトントン拍子に出世していくのですが、次第にケヴィンはジョンに支配され、性格も変わり、家庭をかえりみなくなってしまい、夫婦仲は破綻し、ケヴィン自身も自分を見失ってしまいます。
欲望のエスカレート
会社に勤めていれば、上司の上下関係も激しく、甘い誘惑もたくさん存在します。
「社会的地位を確立したい」「認められたい」「もっとお金が欲しい」「男としてのプライドを大切にしたい」「気が引けるけどついて行っちゃおう」など、多くのビジネスマンが望むであろう欲望は一度バランスを失うと加速し、全てのバランスを崩し、取り返しのつかない場合になりえます。
この作品は、ケヴィンの人間としてある意味当然と思える欲望がエスカレートしたことで、その先にはどんな悪夢が待ち受けているかということを恐ろしい描写で訴えかけてきます。
自分を見つめ直すきっかけに
自分の姿は自分では気付きにくいものです。
第三者から指摘してもらうのも一つの方法ですが、このような作品を通して自分を見つめ直すのも一つの方法です。
今の自分は大切なことを見失っていないか、守るべき存在を大切にしているかどうか気付かせてくれる貴重な作品です。
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