【人形町】手軽にランチを楽しめる！歴史を感じる老舗の名店５選

歴史ある東京の下町「人形町」

人形町は日本橋から徒歩10分と立地もよく、昔から日本橋と共に栄えた街です。下町風情が色濃く残り、独特の昔ながらの雰囲気を残す趣のある町並みが特徴です。
人形町には昔ながらの老舗がいくつもあり、今なお創業以来味を守り続けています。人形町の名物とも言える老舗ならではの味を出す有名老舗店をご紹介します。

魚久

魚久は京粕漬の老舗名店です。1914年創業の100年以上続く人形町を代表する老舗です。元々は鮮魚店だった魚久ですが、1965年に日本初の酒粕漬け専門店としてオープンしました。京粕漬は贈りものや自宅ようとして持ち帰るものですが、人形町の魚久にはあじみせというイートインがあり、ランチの間だけ京粕漬を実際に食べることができます。京粕漬の調理法などのヒントにもなりますし、実際に贈り物をする前に食すことができるので大変好評です。
ランチは平日のみで、近くのサラリーマンも大挙して訪れる人気店ですので、開店直後が入店しやすくオススメです。是非老舗の味を楽しんでください。

魚久 人形町店
03-3666-0048
東京都中央区日本橋人形町2-4-3
11:00～14:00（L.O.13:30）
土日・祝日休み

玉ひで

玉ひでは1760年江戸時代中期に創業をはじめた日本を代表する鶏料理屋です。玉ひでは親子丼を考案したお店としても広く知られています。玉ひでの親子丼は全国区の知名度を誇るので、老舗が建ち並ぶ人形町においても、一際長い行列を成しています。行列の並びは凄いですが、人形町を代表する名物ですので一度は足を運んでみるのがよいでしょう。
行列は日によって異なりますが、平日のオープン前に並び始めるのが一番スムーズに入ることができます。歴史ある店内の雰囲気と、日本ではじめて作られたときから変わらない親子丼の味を是非味わってみてください。

玉ひで
03-3668-7651
東京都中央区日本橋人形町1-17-10
年中無休

今半本店

今半本店 人形町は1896年に創業をはじめた今半が起源のお店です。1956年に今半を「浅草 今半」「人形町 今半」という別会社に分け、現在に至ります。人形町 今半の特徴は、豊富な商品を扱っている点です。すき焼きはもちろんのこと、精肉店、惣菜屋、弁当配達など幅広い展開を行い地元民の生活に欠かせないお店となっています。
すき焼きの老舗名店は価格も安くなく、気軽に入るにはハードルの高いお店です。その分ランチはとてもお買い得に老舗の味を楽しむことができます。予約をするとランチでも個室に通してもらえるので、商談や大切な方との会食などにも活用できます。

人形町今半 本店
03-3666-7006
東京都中央区日本橋人形町2-9-12
ランチ 11:00～15:00
ディナー 17:00～22:00（L.O21:00　コースL.O20:30）
年中無休

おが和

1939年に人形町で創業をはじめた「おが和」は昔ながらの焼き鳥屋さんです。独特の店構えは入りにくさを感じることもありますが、店内はいい意味で歴史を感じさせる佇まいで落ち着いた雰囲気です。昭和の時代にタイムスリップしたような店内で食べる江戸前焼き鳥は格別です。
おが和のランチは焼き鳥重だけというシンプルなもので、他に選択肢はありません。創業以来継ぎ足して使っているタレは芳醇な旨みをたっぷりと使った焼き鳥重は他では味わえない満足感を得られます。人形町に数ある焼き鳥屋の中でもタレが最も旨いと評判のおが和、是非味わってみてください。

おが和
03-3661-8711
東京都中央区日本橋人形町3-11-2
11:30～13:30(L.O)
夜は不定期
土日・祝日休み

清寿軒

清寿軒は人形町のオフィスビルの一角にある1861年に創業された老舗和菓子屋です。清寿軒の最も有名な商品はどら焼きです。どら焼きは大判と小判の二種類があり、大判は所謂普通のどら焼きのかたちですが、小判は一枚の生地であんこを包むかたちになっています。
清寿軒は毎朝行列を作る、人形町を代表する老舗和菓子屋です。近くの会社の方などが贈答用にと朝から列を成している光景は人形町の名物ともなっています。他には類をみない味わいのどら焼きですので、一度食べたら病み付きになってしまいます。

清寿軒
03-3661-0940
東京都中央区日本橋堀留町1-6-1
9:00～17:00（売り切れじまい）

人形町の歴史を感じる名店

いかがでしたでしょうか。人形町を代表する老舗を紹介しました。
人形町は昔ながらの風情を感じさせる町並みが残る数少ない場所です。そんな人形町で老舗の味を是非この機会に味わってみてはいかがでしょうか。