購入抽選の応募に2時間の行列!5年に1度復刻される「New Balance M1300」の魅力
スニーカーのロールスロイスと呼ばれるNew Balance M1300
5年に1度復刻されていますが、今年は購入抽選の応募に2時間の行列ができるほどの大人気となりました。人々を惹き付けて止まないNew Balance M1300の魅力を紹介します。
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スニーカーのロールスロイス
New Balance M1300はスニーカーのロールスロイスとして、発売当時から現在に至るまで長きに渡り世界中から認められる一足です。
1985年にニューバランスの最上級モデルの初代として始めて1000番を超えるシリーズとして発売されました。色は都会のアスファルトをイメージした「STEEL BLUE」と呼ばれるグレーで、M1300以降はニューバランスを代表するカラーとして使用されています。ハイテクな衝撃吸収剤をソール部分に初採用したモデルとしても知られ、履き心地も最上級モデルとして相応しい特別なものでした。スニーカーにも関わらず39,000円と高額なこともまた話題となり、ニューバランスを広く知らしめるきっかけになりました。
ラルフ・ローレンが「雲の上を歩いているようだ」と絶賛
アメリカを代表するアパレルブランド ラルフ・ローレンの創業者であるラルフ・ローレンはM1300を初めて履いたときに「まるで雲の上を歩いているようだ」と感想を残したと言われています。その後、100足以上履き潰したと言われる程、ラルフ・ローレンはM1300の履き心地を気に入っていました。
それは現代に至るまで失われておらず、M1300特有の履き心地は現在も世界中のファンを虜にしています。その履き心地や普遍的で変わらないデザインこそM1300最大の特徴です。
オリジナルに忠実な復刻版
1990年代後半から様々なブランドが以前の人気モデルを復刻し再販売を行いました。New Balance M1300は1991年から約5年周期で復刻版が発売されています。M1300の復刻版の魅力的な点は、復刻を重ねるごとによりオリジナルに近づくという点です。
履き心地はもちろんのこと、当時の素材や裁縫の違いから中々オリジナルに忠実に造ることが難しくなっている中で、M1300はMade in U.S.Aにもこだわり未だに当時と同じアメリカで全て製造されています。アメリカで製造されているMade in U.S.AのM1300こそがスニーカーのロールスロイスと称されたスニーカーなのです。このようなこだわりや復刻毎に少しづつ変化するディテールこそが復刻を重ねる度に人気が高まる大きな要因となっています。
近年のニューバランス人気が後押し
近年のスニーカーブームによりニューバランスはオシャレなスニーカーとして広く認知されています。その人気もあり、今年の復刻版の発売は過去に例を見ないほどの争奪戦となりました。
ニューバランス東京で受け付けていた購入抽選の応募には多くの人が殺到し、最終日は平日にも関わらず2時間もの行列ができる程でした。またネットでの抽選にも30,000人近い応募があり、自分の希望するサイズを入手するのはとても困難だったと言えます。
そんな入手困難な復刻版M1300ですが、5年前はというとそれほどニューバランス人気がなかったこともありABCマートなどの量販店でも入手できる程の人気でした。今年の行列は、まさにニューバランスの人気の高さを証明するものでした。
死ぬまでに一度は履きたい名品
いかがだったでしょうか。New Balance M1300の魅力を再認識できた方も多いことと思います。
ニューバランス人気に押される形で、入手困難な一品ですが、是非5年後10年後もチャンスがあるので死ぬまでに一度は手に入れて、雲の上を歩く経験をしたいところです。
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この記事のライター
大学院在学中にITベンチャーを起業。アラサーを迎え身体のケアや筋トレに目覚める。些細なことにもこだわりがありすぎて妥協できない性格。