世界中で愛されるクマ、「クマのプーさん展」が東京と大阪で開催

世界中で愛される「クマのプーさん」の展覧会が、2019年2月9日〜4月14日(日)Bunkamuraザ・ミュージアム、2019年4月27日(土)〜 6月30日(日)あべのハルカス美術館にて開催されます。
原画や資料、写真など200点以上を公開。プーさんの世界観をたっぷり堪能できるプーさん展にぜひ足を運びませんか?

vokkaVOKKA 編集部
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アイキャッチ画像出典:wp2019.jp

世界一有名なクマ「プーさん」の原点をたどる

出典:prtimes.jp

食いしん坊でおっちょこちょい、いまでは誰もが知る世界一有名なクマ「プーさん」は、1926年にイギリスで生まれました。
本が出版されて以降、50以上の言語に翻訳され、5000万部以上のシリーズが出版されています。
物語を書いたA.A.ミルンと、イラストを描いたE.H.シェパード。
ふたりの共作によって生まれた機知とユーモアあふれる世界は、いまも世界中の人々を魅了し続けています。

「クマのプーさん展」では、シェパードが鉛筆で描いたプーさんの原画を所蔵する、ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)のコレクションから、原画に加え貴重な資料や写真、手紙など200点以上を一挙公開し、プーさんの誕生から世界的な広がりまでを紹介します。

息子クリストファー・ロビンとそのぬいぐるみがお話のモデル

「くまのプーさん」には二人の生みの親がいます。作家の A.A.ミルンと、挿絵画家の E.H.シェパード。ミルンのユーモアたっぷりの言葉遊びとシェパードの表現豊かな挿絵の出会いから、世界一有名なクマのお話が生まれました。
A.A.ミルンの息子、クリストファー・ロビンは一人っ子。「クマのプーさん」あるいは縮めて「プー」と呼ばれていたのは、手足が長く大きなぬいぐるみのクマで、クリストファー・ロビンのお気に入りでした。

出典:wp2019.jp

作者
アラン・アレクサンダー・ミルン
Alan Alexander Milne (1882-1956)

出典:wp2019.jp

挿絵画家
アーネスト・ハワード・シェパード
Ernest Howard Shepard (1879-1976)

ハチミツに目のない愛すべきクマ、プーさんをたどる旅

シェパードは原画とともに、貴重な制作資料や写真、手紙などもV&Aに寄贈しました。ミルンとシェパードは、どのように世界中で愛される「クマのプーさん」を生み出したのか、展覧会でたどることができます。

出典:www.bunkamura.co.jp

『クマのプーさん』の冒頭で、クリストファー・ロビンは、クマをつれて2階からおりてきて、おとうさんにお話をせがみます。そこでミルンは、森で経験したいくつもの冒険のひとつを話してやります。
お話が終わると、階段は、お風呂とベッド、つまり現実の世界へもどる、象徴的な存在になります。

出典:www.bunkamura.co.jp

1925年から、ミルン一家は、イーストサセックスのハートフィールドにあるコッチフォード・ファームで、週末を過ごすようになりました。
クリストファーは、近くのアッシュダウンの森を含む家の周囲を、降っても照っても、探検するようになりました。
お茶の時間になると、クリストファーは家に戻って、冒険してきたことを話しました。それがもとになって、『クマのプーさん』『プー横丁にたった家』の2冊が生まれたのです。

出典:www.bunkamura.co.jp

クリストファー・ロビンが、おやすみまえのおはなしを聞こうと、しずかに暖炉の前に座っているとき、父親のA.A.ミルンは、目の前の幼い男の子を見ると同時に、自分の幸せな子ども時代もふりかえっていました。
これらのシンプルなお話は、遊び心たっぷりの空想から出たものですが、日常に深く根ざしたものでもありました。テーマは子ども時代、ちょっとした事件や思いちがい、仲良しとけんか、冒険と問題解決、読み書き計算を学ぶことなどでした。

出典:www.bunkamura.co.jp

出典:www.bunkamura.co.jp

グッズやカタログも購入できる

クマのプーさん 原作と原画の世界

出典:wp2019.jp

「クマのプーさん 原作と原画の世界」
A.A.ミルンのお話とE.H.シェパードの絵

V&Aが展覧会に合わせて制作した公式図録。
初版の原画や、原稿・書籍からの引用などがふんだんに盛り込まれています。 これを読めば、「クマのプーさん」がなぜ長きに渡って愛されてきたのかが分かる一冊です。

アンマリー・ビルクロウ、エマ・ロウズ 著
日本語版監修:(公財)東京子ども図書館 阿部公子
翻訳:富原まさ江 発行:株式会社玄光社
価格:2,700円(税別)

展覧会公式グッズなど特別なアイテムを会場限定で販売

出典:wp2019.jp

V&A が企画制作した展覧会公式グッズなど特別なアイテムを、会場限定でご用意!

ここでしか買えないアイテムは、ぜひ手に入れたいですね。

クマのプーさん展 概要

【東京開催】
会期  :2019年2⽉9⽇(⼟)〜4⽉14⽇(⽇)
休館日 :2月19日(火)、3月12日(火)のみ
開館時間:10:00−18:00、毎週⾦・⼟曜⽇は21:00まで(⼊館は各閉館時間の30分前まで)
会場  :Bunkamura ザ・ミュージアム(渋谷・東急本店横)
チケット料金:( )内は前売券および20名以上の団体料金
一般1,500円(1,300円)/⼤学・⾼校⽣900円(700円)/中・⼩学⽣ 600円(400円)
親子券1,600円(1,400円) 
※一般1枚+中・小学生1枚のセット
グッズ( V&A直輸入ピンバッジ)セット前売券(数量限定)2,200円 
※一般券のみ
問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)


【大阪開催】
会期  :2019年4月27日(土) 〜 2019年6月30日(日)
休館日 :5月13日、20日、27日の各月曜日
開館時間:
火〜金:10時〜20時、月土日祝:10時〜18時(入館は各閉館の30分前まで)
会場  :
あべのハルカス美術館
(大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階)

【公式】クマのプーさん展

シェパードが鉛筆で描いたプーさんの原画を世界最大規模で所蔵するイギリスのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)から2019年、「クマのプーさん展」が、日本にやってきます。

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