オードリー春日が日本代表に？「フィンスイミング」ってどんな競技？

ひれを使うスイミング

フィンスイミングとは、足ヒレ（フィン）を装着して水面・水中を泳ぐことです。その歴史は非常に古く、紀元前885年頃の兵士のレリーフの中に、足ヒレらしきものを履き水中を移動している姿が描かれているそう。その後スキューバダイビングの発達とともにフィンも必要とされ、現在は様々なフィンが考案されてます。

フィンには、両足を揃えて履くモノフィンと片足づつ履くビーフィンがあります。その利便性からビーフィンの方が人気があり、水中ホッケーや水中ラグビーではビーフィンしか使えません。

種目内容

主な種目内容は以下の3つです。

サーフィス

水面泳ぎと呼ばれ、基本的に泳いでいる時は身体の一部が水面から出ていなくてはいけない競泳競技です。シュノーケルの使用が認めれらていますが強制ではありません。腕のかき方は自由。個人種目としては50m、100m、200m、400m、800m、1500mが公認されています。

アプニア

息を止めて一気に50m泳ぐ種目。もちろん顔を水面に出してはいけません。

イマージョン

器材を使って泳ぎの速さを競う競技です。器材とは空気ボンベやレギュレーターのことです。これも顔を水面に出しちゃだめ。公認は100m、400m、800mの3種目です。

オードリー春日が日本代表に！？

あのお笑い芸人、オードリーの春日さんがこの競技で日本代表に挑戦しました。中学時代に水泳部だった経験を生かし、番組の企画で始まったこの挑戦。２位に入れば６月にイタリアで開催されるＷ杯の日本代表に選ばれるレース、ジャパンオープンマスターズ大会にガチで出場したのです。

気になる結果は、アプニアでなんと2位。きたこれ。と思ったのですが、”スタート時に静止していなかった”としてその後に失格が発表されました。残念。

あなたも日本代表に

まだまだ競技人口が少ないので、もしかしたらもしかするかもですよ。