メンズ長財布ブランド人気おすすめ20選

長財布を選ぶメリットとは

メンズの財布は大まかに長財布と2つ折り財布にわけることができます。長財布を選ぶメリットはなんといってもスタイリッシュなデザイン、大容量、そしてお札をきれいに収納できる点だと思います。スーツスタイルなどドレッシーなスタイルには長財布が良く合い、増えてしまったポイントカードなどをきれいにたくさん収納することができます。長財布のデメリットとして持ち運びのしにくさやポケットに収納できないなどがありますが、しっかりと鞄を持ち運び、鞄の中に収納することでデメリットを解消することができます。

長財布の種類と特徴

長財布の種類と特徴を解説します。長財布はかぶせ蓋タイプ、L字ファスナー、ラウンドファスナーの3種類に分けることができ、それぞれメリット、デメリットがあるので財布選びにの助けになるようにわかりやすく解説していきます。

かぶせ蓋タイプ

かぶせ蓋タイプとは文字通り蓋をぱたんと閉じるだけのシンプルなデザインで、最も伝統的な財布の形です。ジップなど余分なパーツを使用してないぶん、軽量で厚さ自体も薄いため、スーツの内ポケットにきれいに収納することができます。デザインもかなりシンプルなアイテムが多い点も魅力です。しかしジップでとめて無いぶん、落とした時に財布の中身がばらけてしまう恐れがあります。

L字ファスナー

名前の通り財布のふちにL字型のファスナーがついており、ジップを開けることで開け閉めができるL字型ファスナー。比較的最近になってできたデザインで、ラウンドファスナーに比べてファスナーコーナーが1つぶん少ないため、薄くて軽量な作りになっています。ファスナーでとめることによって中身がこぼれることを防ぐことができます。デメリットとしてはラウンドファスナーやかぶせ蓋と比べるとどこか中途半端感な感じがあり、比較的最近のデザインなので、老舗ブランドでは展開されていない可能性があることです。

ラウンドファスナー

あらゆる財布の中で最も重厚で収容力を誇るラウンドジップ。もともとカードなどをたくさん持ち歩く女性が使うイメージのあったラウンドジップですが、最近はメンズの方でも使用する人が増えています。お札やレシート、領収書などをわけて収容できる圧倒的な収容略量や重厚なデザインが人気の理由です。しかし構造上どうしても分厚くなってしまうため、ポケットに入れて元運ぶことはできないので、持ち運ぶ際は鞄が必要になってしまうことがデメリットです。

メンズおすすめの長財布ブランド

メンズおすすめの長財布ブランドを紹介します。カジュアルなデザインのアイテムからスーツスタイルにぴったりのアイテムまで幅広く紹介するのでぜひ、参考にしてみてください。

PRADA【プラダ】

イタリアを代表するラグジュアリーブランド、PRADA。もともとは高級馬具を製造していたメーカーであったため、今でも高品質なレザーを使用した鞄や財布などのレザーアイテムは男女問わず高い人気を誇ります。レザーの選定から縫製に至るまで全ての工程をイタリア国内で行っており、イタリアのクオリティとクリエイティビティが感じられることができます。PRADAのロゴがさりげなく入った控えめなデザインのアイテムを選べば、さりげなく大人の色気を演出することができます。

Maison Margiela【メゾンマルジェラ】

フランスの人気総合アパレルブランド、メゾンマルジェラ。カレンダータグと呼ばれるブランド独自のタグが特徴のブランドで、タグに記載されている数字にはそれぞれ展開されるアイテムの種類を表しています。財布などの小物は11からリリースされており、シンプルなデザインのアイテムが多く、四つタグと呼ばれるマルジェラのシンボルが縫い付けられります。デザイナーが変わりデザイン面が大きく変わりましたが、マルジェラらしさを残しつつ、ジョンガリアーノのデザインがアイテムに上手く落とし込まれています。

Brunello Cucinelli【ブルネロクチネリ】

イタリアのウンブリア州を拠点とし、贅沢なカシミヤのニットやコートで有名なBrunello Cucinelli。ブランドの看板アイテムであるニット製品はもちろん、レザーを使った小物や本格テーラードアイテムを展開しており、イタリアファッション界でゆるぎない地位を築いています。アイテムすべてをイタリアで製作することにこだわっており、イタリア伝統職人が一つ一つ手作業で製作するブルネロクチネリのアイテムは高品質でイタリアらしさを感じることができるデザインが人気です。

JEAN ROUSSEAU【ジャンルソー】

1954年フランス時計製造の本拠地であるブザンソンに誕生したJEAN ROUSSEAU。スイス大手一流時計メーカーの重要なパートナーとして地位を確立した後に、時計ストラップ、そして革製品へと徐々にアイテムの展開を増やしていきます。一つ一つのアイテムを手作業で製作するなど、機会による大量製造が主流の世にあっても、ブランドの信念を貫いています。エキゾチックレザーを使用したアイテムが特に人気で、トレンドを上手くくみ取り、年々コンパクトなサイズ感のアイテムを展開しています。

BALENCIAGA【バレンシアガ】

世界のファッションシーンを牽引するブランド、BALENCIAGA。もともとは婦人服を中心として商品を展開し、バッグや靴といったレザーグッズ、時計や宝飾品、香水、ボディーローションといった女性向けのアイテムを展開していましたが、最近はメンズファッションにも力を入れています。シンプルなデザインでありながら多種多様な色使いを使用しており、ワンポイントでトレードマークを入れ込んだアイテムが特徴です。流行のアイテムが欲しい方におすすめのブランドです。

Saint Laurent【サンローラン】

フランスのラグジュアリーブランド、Saint Laurent。創業者であるムッシュ イヴ・サンローランは21歳という若さでフランスを代表するメゾン、Diorでデザイナーとしてのキャリアをスタートし、長い間世界を代表するデザイナーとしてブランドを支え続けました。2007にはその長年の功績からフランスの大統領サルコジからフランスの栄典であるレジオン・ドヌール勲章グラントフィシエ受章を受けました。エレガンスとモードを両立しサンローランのアイテムはフォーマルな着こなしに映えるので、ビジネスシーンで使用する財布を探している方におすすめです。

CROIX ROYAL【クロワロワイヤル】

普遍的なエレガンスを追求するし、ブランド名はフランス語で王家の十字架を意味するCROIX ROYAL。フランスの王家・宮殿や格式のある高級ホテルなどさまざまなシーンに使われているブルーをブランドカラーにしており、バックや財布などあらゆるアイテムでブルーのアイテムが人気です。フランス王家のエレガンスなライフスタイルやスクリーンの中に登場する数々の女優、彼女たちもあこがれのエレガンスなスタイルを表現して作られるクロワロワイヤルのアイテムは世界中のセレブから高い人気を誇ります。

VALEXTRA【ヴァレクストラ】

1937年、職人マスターのジョヴァンニ・フォンタナが大胆で革新的な技巧と、典型的なミラレーゼスタイルの本質を組み合わせる事を心に描き、VALEXTRAを設立しました。デザイン理念に軽量、グラフィック、エッセンシャルなシルエットを掲げており、シンプルでありながらどこか奥行きを感じさせるデザインが特徴です。特殊なエンジニアリングと技術、モデリング幾何学的輪郭のデザインなど様々なバリエーションをもって作られるヴァレクストラのアイテムは大人メンズの方々にぴったりです。

GUCCI【グッチ】

世界を代表するラグジュアリーブランドの1つGUCCI。近年はストリートの要素をMIXしたラグジュアリーストリートを打ち出したアイテムが人気で、日本国内において最も人気のあるラグジュアリーブランドと言っても過言ではありません。GUCCIで財布を選ぶ際は近年流行しているロゴが大きく打ち出されたアイテムが特徴です。ロゴが入るだけでインパクトがでるので、シンプルなコーデに合わせてアクセントとして取り入れることができます。コラボアイテムを展開しており、今しか買うことができないアイテムも多数あります。

Givenchy【ジバンシィ】

フランスを代表するブランドの一つ、GIVENCHY。1951年に、ユーベル・ド・ジバンシィが設けたブランドで、最初のファッションショーから斬新で優雅な洋服はとても話題になり、ユベール・ド・ジバンシィはモードの神童として世界中の人々に認知されるようになりました。オードリー・ヘップバーンをモデルに起用するなど、ジバンシィのアイテムはエレガントさと上品さを兼ね備えており、フォーマルなスーツスタイルはもちろん、カジュアルなコーデのアクセントとして使用できるなど、どんなコーデにもはまる点が魅力です。

Bottega Veneta【ボッテガヴェネタ】

イタリアを代表するラグジュアリーレザーブランド、ボッテガヴェネタ。ボッテガヴェネタを語るうえでイントレチャートで製造されたアイテムを外すことができません。イントレチャートとは軽くて柔らかい牛革やひつじ革を職人が手作業で編み込んで作る技法のことで、ボッテガヴェネタが世界中に浸透させました。イントレチャート製品がボッテガヴェネタのアイコンでもあり最も人気のアイテムなので、ボッテガヴェネタで財布を購入する際はイントレチャートのアイテムがおすすめです。

LOEWE【ロエベ】

スペイン発祥のラグジュアリーブランド、LOEWE。1892年、マドリード市内の流行の発信地ともいわれるプリンシペ通りに店舗併設型の工房E.LOEWEをオープンし、その後ロエベの顧客であったコンキスタ公爵夫人の紹介によってスペイン王室に紹介され、アルフォンソ13世から王室御用達の称号を受けたことでも有名です。確かな技術もさることながらロエベの魅力はデザイン性の高さです。大胆な柄を使用したアイテムからチェックを織り交ぜたアイテムまで幅広く展開しており、メンズだけでなくウィメンズからの支持も熱いブランドです。

NONTBLANC【モンブラン】

もともとはドイツを代表する筆記具メーカーとして名を馳せたMONTBLANCですが、現在はスイスの装飾品コングロマリット、リシュモングループが所有するブランドとなっています。高級万年筆の代名詞的ブランドではありますが、レザーを使った小物も人気で、財布やコインケース、カードケースなど幅広いアイテム展開を行っています。モンブランの万年筆を使用している方が、小物もモンブランで統一すれば、持ち物に統一感が生まれこだわりを見せることができるのでおすすめです。

Burberry【バーバリー】

イギリスを代表する老舗ブランド、バーバリー。同じくイギリスの老舗ブランド、アカスキュータムと並び歴史のあるブランドで、これまでに様々なアイテムや素材を世に送り出してきました。バーバリーが作り出したバーバリーチェックが特に人気で、カジュアルなデザインですが、どこか上品な雰囲気を放ち、スーツスタイルに合わせても違和感なく溶け込みます。歴史のある老舗ブランドですが、新鋭ブランドと積極的にコラボを行うなど、随時進化し続けるバーバリーいかなる時でも紳士のためのブランドです。

Dsquared2【ディースクエアード】

1995年にカナダ人の双子の兄弟Dean Caten（ディーン・ケイティン）とDan Caten（ダン・ケイティン）により設立されてた、Dsquared2。アバンギャルドなエレガンスとイタリアンテーラードのアイテムやブランドの代名詞であるヴィンテージ加工が施されたデニムパンツが人気です。デニムパンツブランドとしてのイメージが強いですが、財布やコインケースなどのレザー小物も展開しており、ディースクエアードのパンツが好きな方はぜひ、チェックしてみてください。

Jil Sander【ジルサンダー】

1968年、ジル・サンダーがドイツにブランドを設立し、世界的なブランドへと成長していったJil Sander。洗練されて繊細、かつ品質にこだわったミニマルなデザインが特徴で、カラー、シルエット、機能性の3要素を高水準でバランスよく組みあわせたジルサンダーのアイテムは芸術品とまで称されています。現在はルーシーとルーク・メイヤー夫妻がクリエイティブディレクターを務めており、過去にはラフ・シモンズがクリエイティブディレクターを務めていたなど、世界的に注目度の高いブランドの一つです。

FENDI【フェンディ】

1925年、アドーレ＆エドアルド・フェンディ夫妻がローマに皮革・毛皮工房を設立したことがブランドの始まりである、フランスのラグジュアリーブランド、FENDI。ファッションブランドとして唯一自社内にファーアトリエを持つ世界的に珍しいブランドで、品質の高さには折り紙付きです。ブランドのシンボル的パターンであるズッカ柄やここ最近国内でも人気のモンスター柄などデザインがおしゃれなアイテムが多いので、カジュアルシーンで使用する財布を探している方におすすめです。

Thom Browne【トムブラウン】

もともとジョルジオ・アルマーニで従業員として働いていたトム・ブランが自身の名を冠に立ち上げたThom Brown。伝統的な服作りの慣習を踏襲しつつ、コレクションごとに毎回違った新たなデザインを生み出すトム・ブラウンのショーは世界中の注目を集めています。トム・ブラウンはテーラードを軸としたブランドなので、展開する小物もスーツスタイルに合うことを想定しているため、シンプルなデザインですが、トム・ブラウンらしさを感じるディティールが盛り込まれているので、スーツスタイルに合う財布を探している方におすすめです。

aniary【ア二アリ】

An ideal and reality（理想と現実)、この二つの言葉を組み合わせた作ったブランド、aniary。しなやかで、軽く、色彩豊かな革を開発し、 一つ一つ、細かいディテールまでこだわったオリジナルの金具を使用するなど細部にまでこだわりをもってアイテム制作を行っています。ジャパンメイドに裏打ちされた丁寧なもの作りや極力無駄を省いたシンプルなデザインのアイテムはオンオフ兼用で使用することができ、歴史の浅いブランドですが、既に日本の高級レザーブランドとして高い評価を受けいます。

COCOMEISTER【ココマイスター】

ココマイスターは「日本の職人がつくる心温まる革製品」をコンセプトに、熟練職人を選定、細部まで手を抜かない、こだわりの“ものづくり”を信念とした日本のレザーブランド。総勢100名以上を超える職人の中から革の特性や鞄・バッグの作り方による得意分野を考慮し、最適なマッチングを行いアイテムを手作業で製作しています。コードバンやイギリス伝統レザーであるブライドルレザーを使用するなど世界各国を代表するレザーを使用したアイテムは本格志向の方々から熱い支持を受けています。

おしゃれにこだわる人は小物にまでしっかりとこだわる

ここまで記事を見ていただきありがとうございます。少しでも皆様の参考になれば幸いです。おすすめの長財布ブランドの紹介はいかがだったでしょうか。今回はハイブランド中心に紹介しましたが、今回紹介したブランド以外にも、本格レザーブランドやデザインにこだわったブランドまでまだまだたくさんのブランドがあります。財布などの小物は普段使用しているバックと同じブランドでそろえることでこだわりを感じさせることができるので、財布選びの参考にぜひしてみてください・