エジプトの観光スポットおすすめ15選【人気・定番コースから穴場まで】

ピラミッドやスフィンクスが有名なエジプトは、多くの人が死ぬまでに一度は行っておきたいと言う国の一つです。エジプトには、エキゾチックで非日常的な雰囲気に浸れる観光スポットは山ほどあります。今回は、エジプトでおすすめの観光スポットを15選ご紹介します。

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アイキャッチ画像出典:www.flickr.com

ピラミッドの国・エジプトってどんなところ?

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エジプトは砂漠と灼熱の太陽と言うイメージですが、国土が広いので場所によっては冬の朝晩が東京ぐらい寒いところもあります。カイロでは、夏がかなり熱く冬は温暖です。観光には、3月~4月と10月~11月が特におすすめです。

エジプトの公用語はアラビア語ですが、観光地であることもあり、よほどローカルな場所でなければ基本的には英語が通じます。

日本からエジプトへは、成田空港と関西国際空港から直行便で約13時間で到着します。

【1】ギザの3大ピラミッド/ギザ

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エジプトといえば、キザの三大ピラミッドが最も有名ですよね。キザの三大ピラミッドは、クフ王、カフラー王、メンカウラー王のピラミッドのことです。

誰もが一度は写真や映像で見たことはあるピラミッドですが、実物は圧倒される大きさです。クフ王のピラミッドに入ることができますが、午前・午後それぞれ150人限定です。早めにチケットを取っておきましょう。

【詳細情報】
ギザの3大ピラミッド
住所:Al Haram, Nazlet El-Semman, Al Haram, Giza Governorate, Egypt
アクセス:カイロ市内からバス357番で1時間

【2】大スフィンクス/ギザ

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体はライオン、顔は人間のスフィンクスは、エジプトを代表する観光スポットの一つです。ピラミッドを守る守護者のようですが、実際誰が何のためにいつ建てたのかは定かではありません。

ピラミッド見学と合わせて、日本語ガイドをつけて歴史背景を学ぶのが面白いかもしれません。ちなみに、スフィンクスの目線の先にはケンタッキーがあり、時代のコントラストが面白いです。

【詳細情報】
大スフィンクス
住所:Al Haram, Giza Governorate, Egypt
アクセス:カイロ市内からバス357番で1時間

【3】ムハンマド・アリ・モスク/カイロ

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1830年から27年もの歳月をかけて建造されたムハンマド・アリ・モスクは、84mの高さを誇る2本のミナレットと巨大なドームが特徴のカイロを代表するモスクです。

中に入ると、豪華なシャンデリアとステンドグラス、美しく輝くランプの光が美しい光景を生み出しています。また、テラスからはカイロ市内が一望できます。途上国特有の街並みは忘れられない風景となるでしょう。

【詳細情報】
ムハンマド・アリ・モスク
住所:Al Abageyah, Qism El-Khalifa, Cairo Governorate, Egypt
アクセス:バス174または173「Midan Salah al-Din」駅下車すぐ

【4】エジプト考古学博物館/カイロ

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エジプト考古学博物館は、12万点以上もの膨大な展示物を有しており、展示しきれない遺産が部屋の隅に放置されているほどです。黄金のツタンカーメンのマスクやミイラは教科書で見たという人も多いでしょう。

ミイラ室は別料金ですが、何千年も前に生きていた人とは思えないぐらいまつげ1本1本まで綺麗に残っているのでぜひ見学してください。チケット売り場近くにいるガイドを利用して、効率よく回るのもおすすめです。

【詳細情報】
エジプト考古学博物館
住所:15 Meret Basha, Ismailia, Qasr an Nile, Cairo Governorate, Egypt
TEL:+20 2 25794596
アクセス:地下鉄「Sadat」駅から徒歩6分

Egyptian Museum

【5】ハーン・ハリーリ/カイロ

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ハーン・ハリーリは、カイロはもちろん、アラブ領域でも最大級の大スークです。細長い道に所狭しと店が連なっていて、香水や宝石から日用品、観光客向けのお土産など様々なものが販売されています。

日本人にも慣れているらしく、変な日本語で呼び込みをしてきます。ぼったくりが多いので、値段交渉は必須です。できるだけ値段を下げてもらい、お得にショッピングしましょう!

【詳細情報】
ハーン・ハリーリ
住所:El-Gamaleya, Qism El-Gamaleya, Cairo Governorate, Egypt
アクセス:アズハル広場前バス停から徒歩5分

【6】聖ジョージ教会/カイロ

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聖ジョージ教会は、かつてエジプトに逃れてきたキリスト一家が暮らした場所として有名です。ほとんどが地下に埋もれていて、掘り返し作業が行われています。

ドームの天井に描かれたフレスコ画が美しく、岩の壁面には十字架が直接刻まれています。建物の老朽化が進んでいますが、それが荘厳な雰囲気を醸し出しています。

【詳細情報】
聖ジョージ教会
住所:Kom Ghorab, Misr Al Qadimah, Cairo Governorate, Egypt
アクセス:地下鉄「Mari Girgis」駅から徒歩5分

【7】ルクソール神殿/ルクソール

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かつてエジプトの首都でもあったルクソールは、ファラオたちの安眠の地として有名です。ルクソール駅からすぐにあるこの神殿は、メンヘテプ3世やラムセス2世など多くのファラオに手掛けられてきました。

神殿内には、たくさんのファラオの壁画や石像があります。ラムセス2世はこの神殿に2本のオベリスクを建てましたが、現在は1本しかなく、もう一本はパリのコンコルド広場にあるそうです。夜になるとライトアップされ、また違った顔を見せてくれます。

【詳細情報】
ルクソール神殿
住所:Luxor City, Luxor, Luxor Governorate, Egypt
アクセス:「Luxor」駅から徒歩15分

【8】カルナック神殿/ルクソール

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カルナック神殿は、1,500年かけて作られた巨大な神殿で、ルクソール神殿はこのカルナック神殿の付属神殿だそうです。エジプト最大の遺跡群には、スフィンクスの参道やオベリスクなど見所が満載です。

大列柱室は特におすすめで、柱の至るところで美しいレリーフを見ることができます。上の方には、当時の色彩も残されているそうです。また、毎夜開催されている音と光のショーでは、幻想的な神殿を楽しむことができます。

【詳細情報】
カルナック神殿
アクセス:市内北行きのバスでカルナック神殿の入り口まで

【9】王家の谷/ルクソール

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王家の谷では、ツタンカーメンをはじめ多くの新王国時代の王たちが眠っています。王の墓は合計60以上もあり、墓の内部は壁画とヒエログリフで装飾されています。

最もツタンカーメンの墓も、別料金で見学することができますよ。カメラの持ち込みができないので、しっかりと目に焼き付けてください。日本語ガイドをつけるのがおすすめです。

【詳細情報】
王家の谷
アクセス:ルクソールのナイル川フェリー乗り場から車で約15分

【10】アブシンベル大神殿/アスワン

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アスワンには、ヌビア人たちの独特の文化が残されています。そんなアスワンで最も有名な観光地といえば、アブシンベル大神殿です。大神殿の入り口には、ラムセス2世の座像が4体並んでいます。大神殿の内部は、他国との戦争で活躍した様子を表したレリーフとヒエログリフで埋め尽くされています。

ちなみに、年に2回だけ、朝日が通路内を通り、最奥にある神像4体を照らす神秘的な光景が見られるそうです。また、大神殿の隣には、ラムセス2世が溺愛していたネフェルタリ王妃のために捧げた小神殿があります。

【詳細情報】
アブシンベル大神殿
アクセス:アブ・シンベル空港から神殿行バスで約10分

【11】フィラエ神殿/アスワン

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フィラエ神殿は、島が丸ごと遺跡になっています。巨大建造物に彫り込まれた様々なレリーフや装飾が歴史を物語っています。夜にはショーが行われていて、とても綺麗です。

アスワンハイダムの建設に伴い、水没の危機に見舞われたそうですが、ユネスコの協力で遺跡を丸ごと移設し保存に成功したそうです。なお、フィラエ神殿までの渡し船は、個人旅行で行くとかなりの高値を言われるので乗合で行くのがおすすめです。

【詳細情報】
フィラエ神殿
アクセス:アスワン駅からタクシーで15分で渡し船乗り場へ。そこから、渡し船で約5分。

【12】白砂漠/ファラフワ

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エジプトといえば、砂漠のイメージが強いですが、そんなエジプトで最も有名な砂漠がこちらの「白砂漠」です。ここでは、風によって形成された、大小様々な白亜色の奇岩があります。

未知の惑星に降り立ったかのような奇妙な光景を目の当たりにできます。次にご紹介する黒砂漠と合わせてツアーで訪れてくださいね。満点の星空を眺めながら眠るのは素晴らしい思い出になります。

【詳細情報】
白砂漠
アクセス:バハレイヤ・オアシスからツアーに参加

【13】黒砂漠/バハレイヤ

出典:www.flickr.com

白砂漠を少し北に移動すると、今度は対照的な黒砂漠が見えてきます。この黒い砂漠は、黒い砂と岩が砂漠を覆っていることでできています。

白砂漠とはまた違った異世界感を味わうことができます。バハレイヤ・オアシスからサファリツアーに参加して、白砂漠と合わせて見学しましょう。

【詳細情報】
黒砂漠
アクセス:バハレイヤ・オアシスからツアーに参加

【14】ワディ・アル・ヒタン/ファイユーム地区

出典:www.flickr.com

別名「クジラ渓谷」とも呼ばれるワディ・アル・ヒタンは、クジラの祖先であるバシロサウルスや原始時代のサメなど海洋生物の化石が400以上も点在しています。

というのも、現在は砂漠地帯ですが、約4,000~5,000万年前まではこの地帯は海に覆われていました。海底が隆起して砂漠になってしまったそうです。正体不明の化石が多く発見されたことから、この地域一帯は「地獄の山」と呼ばれ恐れられていたそうです。

【詳細情報】
ワディ・アル・ヒタン
アクセス:バハレイヤ・オアシスからツアーに参加

【15】紅海リゾート

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エジプトと言うと砂漠だらけだと思われがちですが、実は紅海周辺にはリゾート地が広がっています。紅海は透明度が高く、色とりどりの魚たちや珊瑚礁に出会うことができると、有名なダイビングスポットです。

フルガダやシャルム・イッシェーフなどがリゾート地として開発されており、ホテルやプールなどの施設が充実しています。「キャメルダイビング」と言うツアーに参加すると、ラクダツアーとダイビングをセットで楽しめますよ。

【詳細情報】
紅海リゾート
アクセス:カイロから国内線で1時間程度

おわりに

エジプトにはご紹介した以外にも、古代エジプトの神秘的な建築物がたくさんあります。何がみたいのか事前にリサーチしてから行きましょう!また、治安が悪化していると言われていますが、観光地なら大きな心配はないようです。

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むる

デンマークのオーフス大学で修士課程に所属しています。旅行が大好きで、卒業後には世界一周をする予定です。旅のテーマは、海・グルメ・文化!今まで訪れた国は、ヨーロッパと、アジアやオセアニアの海が綺麗な国が中心です。世界中の美味しいものを食べつくし、綺麗な海で遊んで、各地の面白い文化に浸る。そんな旅がしたいです。

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