明日からの毎日に、万年筆のススメ

大人の男性であれば、憧れるのは万年筆を使いこなす姿。しかし、万年筆ってなんだか難しそう、とは思っていませんか?初めてでもしっかりと使いこなせる万年筆の手引きです。

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大人の男を目指すなら

祖父が書斎で万年筆を使用している姿に憧れたことはありませんか?
万年筆って難しそう、などとは思っていませんか?

ビジネスの場においても、万年筆はスーツなどによく合う最高の筆記具です。
それらを使いこなすことで、毎日の生活はより素敵なものとなります。
今回は、その万年筆の魅力をご紹介します。

万年筆って難しい?

万年筆って聞くと、あまり馴染みもないし、何より難しそうというイメージがあります。
ですが、思いの外万年筆ってメリットが多く、大人の筆記具としてもってこいなんです。

・筆圧が入らないため、手に負担を一切かけない
・しっかりとした使い方と手入れをすれば、後世にも残せる
・スーツとよく合う
・自分の手に馴染んでいき育てることができるため、年をとるまで長く愛用できる
・字が綺麗になる

このような数々のメリットがあります。
万年筆を使うべきターゲットは、実は20〜40代前後の大人なのです。

選び方のポイント

インクの補充方法

出典:visconti.air-nifty.com

万年筆は本体にインクを入れて使う筆記具ですが、その補充方法には大きく分けて2種類あります。

1つは、カートリッジ式。
ボールペンの替え芯のように、インクのカートリッジを差し込むことで補充をする、最も簡単な補充方法です。
大抵の万年筆はカートリッジ式になっているので、初めての方にも簡単に扱うことができます。

2つ目は、吸入式。
こちらは本体に直接インクを吸い上げる方法です。昔ながらの方式で、インクのボトルから直接吸い上げます。
本体の内部に付いているピストンを引き上げてインクを吸い上げるためインクがたくさん入るのが特徴です。

また、この2つの仕組みを掛け合わせたようなコンバーター式という万年筆もあります。
コンバーターとは万年筆に取り付けるインクの吸入器のことで、これを付けることにより、インクのボトルから吸い上げることが可能となります。
大抵の万年筆はカートリッジ式とコンバーター式との併用モデルです。

ペン先の素材

出典:item.rakuten.co.jp

素材にも大きく分けて2種類あります。

1つ目は、ステンレスのペン先。エントリーモデルに多い素材です。
しなりが少ないことと、筆圧をかけても壊れにくいため、ボールペン慣れをしている初心者の方にオススメです。
多少の筆圧をかけてもペン先が広がらない反面、一度広がってしまうと元には戻りづらいです。

2つ目は、金のペン先。14金、18金、24金などの種類があります。
柔らかい金属のためペン先がよくしなります。
なめらかに書くことができますが、扱いづらいため、初心者の方であれば14金が好ましいです。

使いやすいメーカーとは

とはいえ、一体万年筆ってどんなメーカーがあるのか。
ビジネスマンにオススメな万年筆とそのメーカーを一挙ご紹介します。

万年筆は、主にペン先に大きな違いがあります。
その違いは、実際に試し書きをしてみることで合うか合わないかを含めて感じ取ることができます。
是非、文房具店などに赴き、実際に書いて試してみることを強くオススメします。

WATERMAN

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1883年、世界で初めて万年筆を作ったメーカー、それが「WATERMAN」
インダストリアルデザイナーであったアラン・カレを専属デザイナーとして起用したことにより、洗練されたデザインを追い求めてきました。

「ライティング・ジュエリー」と称されるほどの書き心地とボディの美しさを持つWATERMANは性別を問わず、老若男女から愛され続けるメーカーです。

Pelikan

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重厚感とその書き味に定評のある「Pelikan」
ドイツを中心に筆記具のメーカーとして各国から高い評価を受けています。

特に、Pelikanの「Souverain(スーベレーン)」シリーズは有名です。
ドイツ語で「優れた」という意味を持ちますが、その名に恥じない卓越した一品であり、贈り物などとしてもピッタリです。

MONTBLANC

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知らない人などいないほど有名な、筆記具の最高峰に君臨する「MONTBLANC」
創業から110年を迎えた、歴史と実力のあるブランドです。

ジュエリーなどに見紛うほどの美しいボディと特筆すべきはその書き心地。
職人がひとつひとつ音で判断をしながら作り上げる書き味は他のメーカーには持ち得ない魅力のひとつです。

また、ボディは筆記具のために生み出された素材「ブラック・プレシャス・レジン」という樹脂を用いており、長時間の筆記を苦にさせない仕上がりです。

PARKER

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英国王室御用達メーカーとして独自の地位を築いた「PARKER」
現在の万年筆の形を作り上げた進化の著しいメーカーです。

インクにも定評があり、1931年から発売をしていた「Quink」などは、世界各国でもボトルインクの定番品として出回っていました。

LAMY

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常に斬新なデザインで人々を魅了する「LAMY」
メーカーにデザイナーを持たず、ほとんどの製品を外部デザイナーとのジョイントで製作することで多様なテイストの製品に仕上がっています。

ほとんどの製品の部品や組み立てなどを自社工場で行うというこだわりが、デザイナーの求めるこだわりを細部まで丁寧に実現しています。

PILOT

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海外でも名高い日本の大手メーカー「PILOT」
圧倒的な品質とコストパフォーマンスが魅力です。

日本のメーカーらしく、ペン先は日本人が使うことを前提とした「漢字」「ひらがな」の書きやすさに重点を置いており、初めての一本には是非お勧めしたい製品ばかりです。
派手すぎず、黒と金の装飾を施した「カスタム」シリーズは、ユーザー全てを唸らせる極上の逸品です。

PLATINUM

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こちらも日本のメーカーとして有名な「PLATINUM」
日本語を綺麗に書くことのできる万年筆として、高い評価を受けています。

特に、インクの出具合にこだわっているPLATINUMの万年筆。
細い字でとめやはらいをこだわる方にもってこいです。

長く愛用するために必要なこと

出典:www.ei-publishing.co.jp

万年筆は、正しい使い方さえすれば、何十年という長さで使い続けられるものです。
お手入れには少し時間がかかりますが、その手間をかけることによって、自分だけの大切な相棒という自覚を持つことができ、より長く、より素敵なパートナーとして共に歩むことができます。

必ず洗浄をする

万年筆のペン先はとても繊細。
インク詰まりなどを起こしやすい筆記具です。

インクがなくなって新しく取り替えるときや、吸入をするときなどには必ず洗浄を行いましょう。
石鹸などは使わずに、ぬるま湯を瓶などに溜めて、ペン先のみを取り外してつけ置きします。

しっかりと乾かす

洗浄が終わったら、キッチンペーパーなどにペン先を置き、自然乾燥させます。
タオルやティッシュペーパーで吹いてしまいがちですが、それは厳禁。
タオルなどの繊維質がペン先に入り込んでしまう原因になるからです。

また、ペン先の内部にも水分は残るため、乾燥させることがとても大切なのです。

できる限り毎日使う

「毎日文字なんて書かない」という方もいるかもしれませんが、文を書く必要はありません。
メモなどに自分自身の名前を書く程度でも大丈夫です。

インクが固まることを防ぐためにも、そして万年筆のペン先は使う人に合わせて変化をしていくものです。
その変化を楽しむためにも、できる限り毎日触れ合う時間を作ってみましょう。

万年筆のある生活、始めてみませんか?

万年筆は、少し手間がかかります。
放っておいていいものではないし、メンテナンスもインクにもお金がかかるかもしれません。

でも、だからこそ自分だけのものという実感が湧くのです。
大切にすればするほど、より自分に馴染む。
万年筆にはそういう楽しみがあります。

万年筆から生み出す、ちょっと豊かな生活、始めてみませんか?

最初の一本としてオススメ万年筆6選

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斉藤情報事務

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Yuki Bullock

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