クールビズでジャケパン・シャツスタイルに合う靴15選【選び方からおすすめコーディネートまで】
ビジカジやクールビズが一般化し、ビジネスシーンにおいてジャケパンやシャツで過ごすこともやぶさかではなくなってきた昨今。しかし、服だけアップデートして、足元が従来のおカタい革靴ではアンバランスになってしまいます。そこで今回はちょっとカジュアルなオフィススタイルに合う靴の選び方とコーディネートを解説します。
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本来シャツは下着なので、シャツ1枚で過ごすのは好ましくありません。そこでウエストコートをプラスし、そういったシャツ1枚のなんとなく落ち着かない感じを緩和し、スタイリッシュにシャツスタイルをまとめると格好いいです。足元にダブルモンクで華やかさを加えれば、より一層男が上がります。
おすすめの靴9|EDWARD GREEN「ASQUITH」
LAST888を使用したエレガントなセミブローグシューズ「アスキス」。エドワードグリーンの中でも高い人気を誇るシューズですが、その人気の理由は、ドレス顏なのにジーンズやチノパンといったカジュアルアイテムに合わせても違和感のない懐の深さにあります。
アスキスはこう履く
シャンブレー素材のテーラードジャケットに、ホワイトシャツ、ネイビーのコットンスラックスを合わせ、その足元にアスキスをプラス。シャンブレーというカジュアルな素材も、アスキスのドレス感によって、しっかりとエレガンスをまとい、見た目に涼しげで粋なジャケパンスタイルが完成します。
おすすめの靴10|Church's「BURWOOD」
チャーチの名作フルブローグ「バーウッド」。こちらのモデルはバインダーカーフ(樹脂をレザーの表面に薄く塗布したもの)が使用されているので、上品な光沢感があります。適度なボリュームがあるので細身のパンツとも相性が良く、アンクル丈にチャレンジするなら、バーウッドをお供にすると安心です。
バーウッドはこう履く
ベージュの朝のジャケットにブルーのギンガムチェックのシャツをあわせた爽やかなスタイリング。パンツが細身なので、靴には少しボリュームをもたせてバランス良くまとめるのがポイントです。
おすすめの靴11|Alden「990」
アメトラの雄Aldenの定番「990」。かなりどっしりとしたボリューム感のある革靴ですが、コードバン独特の光沢によってそこまで重たくならないので、夏の足元として用いることもですきます。とにかくエイジングで味が出てくると存在感が大きくなるので、シンプルに靴を引き立てるスタイリングがおすすめです。
990はこう履く
靴自体に存在感があり、少し重たいので、全体をペールトーンでまとめて涼しげにします。ライトブルーのリネンジャケットに、画像はデニムですが、ネイビーのコットンスラックスを合わせ、990を合わせれば、アメトラの王道サマースタイリングが完成します。
おすすめの靴12|Allen Edmonds「MACNEIL」
アメリカ靴を象徴する「アメリカンブローグ」。その代表とも言えるのが、アレンエドモンズの「マックネイル」です。靴単体で見ると、コバの張り出しが大きく、ダブルソールなのでボリュームがありますが、履いてみるとそこまでのボリュームは感じず、どんな服装ともマッチする万能選手です。
マックネイルはこう履く
ネイビーブレザーにボタンダウンシャツ、ボトムスはチノという王道アイビージャケパンスタイルこそマックネイルにぴったりなスタイリングです。シルエットは現代的にアップデートし、トップスは着丈を短くコンパクトに、ボトムスも丈を短くスリムにすると、アメトラにある野暮ったさがなくなり、格好良く決まります。
おすすめの靴13|WALK-OVER「GEORGE」
ウォークオーバーのホワイトバックスシューズ「ジョージ」はアメトラスタイルの夏の定番シューズです。足元に白を持ってくることで、重ためのカラーコーディネートでも軽快に涼しく仕上がるので、一足持っておくとコーディネートの幅が広がります。
ジョージはこう履く
ネイビーのボタンダウンシャツにカーキのトラウザーズ、カーキのサスペンダーをあわせたシャツスタイル。少しトーンが重たいですが、足元のホワイトバックスがその重さをうまく逃しており。清涼感のあるスタイリングに仕上がっています。
おすすめの靴14|PERIGUEX「サドルシューズ」
リーガルのオンライン限定ブランド「ペリグー」。その看板モデルとも言えるのがこちらのサドルシューズです。サドルシューズは、別名スペクテイターシューズとも呼ばれ、スポーツ観戦時に履くための革靴です。バイカラーなので、スタイリングのアクセントとして使用すると映えます。
サドルシューズはこう履く
サドルシューズは、バイカラーでインパクトがあるので、そのインパクトをアクセントとし、その他はシンプルにまとめるのがベストです。紳士のスポーツ観戦時の服装よろしく、ベージュのコットンスーツはサドルシューズに相性のいいアイテムです。
おすすめの靴15|paraboots「Chambord」
パラブーツを代表するモデル「シャンボード」。Uチップなので、カジュアルからドレスまで幅広く対応してくれますし、防水・耐久性に優れ、実用性でも高いレベルにある靴です。ソールは黒と白、2色のラバーソールがあり、夏向けなら断然白ソールがおすすめです。
シャンボードはこう履く
チェック柄のシャツジャケット、そのチェックとカラーを合わせたデニムシャツ、リネンのパイプドステムのトラウザーズと、ゆったりとしたスタイリングです。こういったゆるいスタイリングはシャンボードのようなどっしりとしたシューズと合わせることで、全体のゆるいシルエットは崩さず、きちんと感も出すことができます。
最後に|オシャレは足元から
スタイリングの基本は足元にあります。なぜなら、靴はスタイリングの「最後の締め」を担当するアイテムであり、それが機能していないと、スタイリング自体がぼやけてまとまらなくなるからなのです。クールビズ・スタイルは、一体何を着たらいいのか悩む方も多いでしょうが、ぜひ本記事を参考に、足元からスタイrングを考えてみてください。
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この記事のライター
クラシカルなメンズファッションの着こなし、おすすめのアイテムを中心に記事を制作していきます。