【関東・東京近郊】試飲も見学もできるビール工場おすすめ7選

大人になればなるほどわかってくるビールの味。居酒屋にいくとついつい頼んでしまいます。近年第3のビールが出現したりビールの種類は増え続けています。そんなビールですが、意外とどうやって作られているのかよくわからないですよね。今回はそんなビールに対する疑問を楽しく解決できるビール工場見学を、東京近郊中心に紹介していきます。

koun0716コウ
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アイキャッチ画像出典:www.google.co.jp

ビールの始まりは文明の始まり

ビール発祥の地というとなんとなくビール大国ドイツのイメージがわきがちですが、実はビールを歴史上はじめて製造したのは現在のイラク、クウェートで文明を繁栄させていた、人類最古の文明シュメール文明だと言われています。
古代のビールの作り方は、パンと水を混ぜ合わせ、それを発酵させるというシンプルなものでした。
その後ビールは各地で発展していきましたが、どれも現代のビールとは程遠かったのですが、1800年代終わり、近代細菌学の祖とも呼び声高いパスツールが低温菌殺法の方法を研究し、ビールのクオリティはとても向上しました。
日本では明治20年ごろから近代的なビール会社ができはじめ、そこから現在に至るまで、様々なビールを開発し続けています。

サントリー武蔵野ビール工場【府中】

出典:travel.watch.impress.co.jp

最初にご紹介する工場は、都内唯一のビール工場サントリー武蔵野ビール工場になります。
1963年創業のこの工場はプレミアム・モルツ発祥の地としてとても有名です。この工場では原料である麦芽の選び方から、香りづけそして発酵そしてビール缶に詰める作業まで全工程無料で見学することができます。そして最後にはビールの試飲もできるので、ビールが好きな人、そうでない人どちらでも楽しむことができるツアーとなっております。
ビール工場を見学することで、ビールの作り方だけではなく、サントリーが取り組んでいる環境保護の取り組みなども同時に学習できるので、教養が深まること間違いなしです。
JR・京王線分倍河原駅からはシャトルバスの運行もあるので都内からのアクセスも良好です。
予約が必要なので、公式サイトから予約して是非、行ってみてください。

住所 東京都府中市矢崎町3-1
TEL 042-360-9591
営業時間 月曜日~日曜日 9:30~17:00
定休日 年始年末 工場休業日

サントリー〈天然水のビール工場〉東京・武蔵野ブルワリー 工場見学へ行こう サントリー

東京・府中市にあるサントリー〈天然水のビール工場〉東京・武蔵野ブルワリーのご案内。工場見学ツアー・セミナーやビールづくりのこだわり、楽しみかた、ショップをご紹介します。ビール工場見学では、こだわりのビールが無料で試飲できます。

出典:travel.watch.impress.co.jp

エビス記念館【恵比寿】

出典:snaplace.jp

続いては恵比寿ガーデンプレイス内にサッポロビールが開設したエビス記念館になります。
ビールに関する資料などを展示するほか、ビールやおつまみを堪能することができるテイスティングサロンまでついています。
入ってすぐ目に付く大きな物体は、実際に昭和62年まで使われていたビールの仕込み釜です。
ツアーはブランドコミニュケーターによる、エビスビールの歴史の解説や、どのように庶民に普及していったかなどをクイズを交えながら楽しく解説してくれます。
またツアー後半では、家庭で実践できる美味しいビール飲み方を教えてくれるので、実際にブランドコミニュケーターの方が注いでくれたビールを飲みながら楽しく学ぶことができます。
ツアー参加費は500円となっており、予約不要ですが、人気のため当日参加できない可能性があるので、予約してから参加することをおすすめします。
ツアーに参加しなくても無料で館内は見学できますので、館内見学後テイスティングサロンで美味しいビールやカクテルをいただくこともできます。

住所 東京都渋谷区恵比寿4-20-1
TEL 03-5423-7255
営業時間 火曜日~日曜日 11:00~19:00【ツアーは平日11:10~17:10 土日11:10~17:30】
定休日 月曜日

出典:www.google.co.jp

ヱビスビール記念館 | 工場見学とミュージアム | サッポロビール

キリンビール横浜工場【横浜】

出典:www.kirin.co.jp

続いて紹介する工場は、一番搾りで有名なキリンビール横浜工場になります。
ここでは無料の見学ツアーが3つに分かれており、目的に合わせてコースを選択できます。
1つ目はキリン一番搾りのおいしさ発見ツアーです。
麦芽の試食やホップの香りを直接嗅ぐことができたり、五感で楽しむことができるツアーとなっております。もちろんツアー終了後にはキリン一番搾りなどの試飲ができます。
2つ目は毎週日曜日限定で行われている自然恵みを感じるツアーです。
このツアーではキリンが取り組む環境配慮について自然豊かなビオトープを散策しながら解説してもらえます。もちろん嬉しい試飲つきです。
3つ目は5~9歳のお子様を対象としたファミリーツアーになります。
ビールにあまり興味のないお子様でも楽しめるように、随所にクイズコーナーなどを設けるなど家族全員で楽しめるツアーとなっています。ツアー終了後にはビールやジュースの試飲ができます。
さらに有料で、ビール造りを体験教室もあります。
作ったビールは発酵期間を経た後、ご自宅に送られてくるので、自分で作ったビールを飲むという珍しい体験をすることができます。
アクセスは京浜急行 生麦駅から徒歩約10分、JR京浜東北線 新子安駅から徒歩約20分となっています。

住所 神奈川県横浜市鶴見区⽣⻨1-17-1
TEL 045-503-8250
営業時間 火曜日~日曜日 10:00~17:00
定休日 月曜日

出典:canned-seachicken.seesaa.net

キリンビール 横浜工場(神奈川県)|キリンの工場見学|エンタメ・レシピ|キリン

キリンビール 横浜工場の工場見学のご案内。営業時間は10時〜17時で、休館日は毎週月曜日。ビール工場見学ツアー、施設やイベントをご紹介します。ビール工場見学ではできたてのビールやソフトドリンクが無料で試飲できます。

アサヒビール神奈川工場【足柄】

出典:www.tripadvisor.jp

続いても同じ横浜に工場がある、アサヒビール横浜工場の紹介となります。
アサヒビールの工場見学の特徴は、無料でありながら90分と比較的ボリュームがあるところです。
まずはビール造りに必要な麦芽の選定からろ過、発酵、缶詰めに至るまで、一連のビール製造過程を見学します。その後アサヒバーチャルビジョン360と呼ばれるマルチアングルシステムを使って製造ラインをより間近で体験することができます。
そして最後にできたてのアサヒスーパードライなどを試飲し終了となります。
ツアー終了後はアサヒ・ビオガーデンを散策することができ、都会ではなかなか見ることのない生物や植物を観察することができます。
予約必須ですので、公式サイトよりご予約ください。
アクセスに関しては小田急線新松田駅を降りた後、路面バスで20分ほどでつきます。

住所 神奈川県南足柄市怒田1223
TEL 0465-72-6270
営業時間 9:00~17:00
定休日 指定休日有り【WEBで要確認】

出典:seges.jp

ビール工場見学|神奈川工場|アサヒビール

アサヒのビール工場、神奈川工場のトップページ。地球・地域・人との調和を考えた21世紀の環境創造工場である神奈川工場では、関東エリアにお届けするビールを作っています。工場見学は無料でお楽しみいただけ、できたての生ビールも3杯までご試飲いただけます。

サッポロビール千葉工場【船橋】

出典:matome.naver.jp

続いて紹介するのは、今年創業30周年を迎え、まさに今生まれ変わろうとしている
サッポロビール千葉工場になります。
2018年6月20日にリニューアルオープンを控えていますので、現在はツアーの代わりに、期間限定で着席で映像などを見ながらビール造りについて学べる、黒ラベルセミナーが行われています。
もちろんセミナーの後は、黒ラベルの試飲もすることができます。
サッポロビール千葉工場では南極観測船SHIRASE5002の船内ツアーも行っているので、めったに見ることができない船内を見ることができます。
黒ラベルセミナー、SHIRASE5002の船内見学ツアー両方同時に体験できる日もあるので、予定が合う方は公式サイトから予約をして是非、行ってみてください。
JR 津田沼駅・新習志野駅、京成本線 京成津田沼駅からシャトルバスの運行があります。

スケジュール
黒ラベルセミナー 2018年4月4日~5月6日 参加費500円
SHIRASE5002&黒ラベルセミナー コラボツアー 2018年4月4日~5月6日 参加費1000円
SHIRASE5002見学ツアー 2018年5月7日~6月19日 参加費500円

住所 千葉県船橋市高瀬町2番
TEL 047-437-3591
営業時間 火曜日~日曜日 10:00~17:00
定休日 月曜日 年始年末

千葉工場 | 工場見学とミュージアム | サッポロビール

出典:www.sapporobeer.jp

アサヒビール茨木工場【守屋】

出典:www.asahibeer.co.jp

続いては茨城県にあるアサヒビール工場について紹介します。こちらの見学ツアーは三面の大型スクリーンを用いてアサヒビールが取り組んでいる事業や製造を映像で学ぶことから始まります。その後、一連の製造過程を見学していく中で、バーズアイビジョンを使って発酵中のビールの過程を見ることができたり、ビール造りを24時間管理している中央コントロールルームの中に入ったりすることができます。
ビール工場見学後は、高さ地上30Mに位置するスカイロードから茨木工場の庭園を眺め、高さ地上60mアイムタワーに移動し景色を見ながらビールの試飲ができます。
ツアー終了後には実際に庭園に入り、中を散策することもできます。
つくばエクスプレス・関東鉄道常総線守谷駅より、要予約のシャトルバスが出ていますので、工場見学の予約と共に予約することをおすすめします。

住所 茨城県守谷市緑一丁目1-1
TEL 0297-45-7335
営業時間 9:00~17:00
定休日 指定休日有り【WEBで要確認】

出典:twitter.com

キリンビール取手工場【茨木】

出典:www.kirin.co.jp

最後に紹介するのは、キリンビール取手工場になります。この工場も先ほど紹介したキリンビール横浜工場と同じように3つのコースに別れており、目的に合わせた選択ができます。
キリン一番搾りおいしさ発見ツアーとファミリツアーは同じですが、もう一つのコースは取手工場オリジナルで生産している、ハートランドビールのうまさの秘訣や、これまでの歴史を知ることができるハートランドツアーになります。
ハートランドビール自体のコンセプトは【素】、つまり素材の味を最大限に生かしたビールであり、麦芽100%アロマホップ100%にこだわって作られており、副原料を一切使用していません。
ハートランドツアーは毎月第2土曜日限定で行われているので、早い段階からしっかり予約しておかないと、人気ツアーなのですぐに満員になってしまいます。
都内からのアクセスは、JR上野駅常総線に乗り、約40分ほどで到着するJR常盤線取手駅から徒歩20分歩けば到着します。または取手駅西口2番乗り場から【JAとりで総合医療センター行き】に乗り4つ目北中原で下車していただけば、すぐに行くとこができます。

住所 茨城県取手市桑原188-1
TEL 0297-72-8300
営業時間 火曜日~日曜日9:00~17:00
定休日 月曜日

出典:www.belgianbeer.co.jp

大人になっても楽しめる工場見学

ここまでビール工場見学ツアーを紹介してきましたがいかがでしょうか。
子どもの頃は社会見学などでよく行った工場、大人になった今ではなかなか行く機会はありませんよね。
休日たまには、電車に乗ってビール工場見学ツアーに行ってみてください。子供の頃と変わらずワクワクとした気持ちで楽しめるはずです。
紹介した工場の中には駐車場があるところもありますが、飲酒運転はしないようにしましょう。またお酒は20歳になってからなので、子供の方の飲酒は禁止です。

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コウ

都内在住の大学生です。ファッションが好きです。特にデニムが好きなので、毎日履いて洗濯してを繰り返し、自分だけの一本を制作中・・・

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斉藤情報事務

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都内在住。コーヒーとサンドイッチが大好きで1日1カフェ生活を送っている。夏の定番はレモネード、冬の定番はホットチョコレート。オシャレやヘルシーという言葉に敏感なミーハー系女子。

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